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Posted by naturum at

2023年12月15日

休止もしくは中止のお知らせ

このブログを訪ねていただいて、ありがとうございます。

2ヶ月近く前から、食べ物が喉に詰まる…という症状がありました。徐々に悪くなっているので、今日、麻布にある老舗の耳鼻咽喉科の病院で検査してもらったところ、単純CTで、食道上部の大きな腫れが見つかりました。そのまま、市立札幌病院に行ったところ、このCT画像と症状から「食道癌以外に説明は不可能」と診断されました。この診断の後、造影CTを撮り、帰って来ました。来週月曜日に、この審査結果が出ます。その上で胃カメラの検査を行えば、100%間違いない証拠が得られるそうです。そこで「来週月曜日から入院する準備をしてください」と言われました...(笑)。

そんなわけで、このブログの更新は、当面か?、永遠にか?、分かりませんが、更新はありません。

支笏湖での釣り、楽しまれてください。  


Posted by 寅 at 18:10Comments(8)管理人

2023年12月13日

本日の支笏湖 (2023年12月13日)

水温測定が2週間ぶりになってしまいました。年末に向けて忙しくなり、こまめには来れなくなっています。本日、5地点で測定して、平均で5.7℃でした。


この2週間で、2回行ってきました。1回目。先週の金曜日(12月8日)の早朝です。相変わらず、ウヨウヨいました。思いつける範囲でエビ対策を試みましたが、駄目でした。反応は沢山あるのに、フッキングしません。1時間半程度でウンザリして、帰って来ました。イライラして、水温測定が面倒で、サボりました。


2回目は、今朝です。今日は、無難に1本を獲りたいと考え、この数年間で晩秋にブラウントラウトを獲ったことのある、安心して使えるルアー2つを試しました。今日は範囲を絞り、この数週間で「魚影が濃い」と感じた100m弱程度の範囲を叩きました。1個目で無反応。2個目も無反応でした。そこで、今シーズン、腐るほどの回数のエビをやらかした、小さめのジャークベイトでトゥイッチしました。1回だけ「ショートバイトかな?」と感じるのがありました。しかし、これ以外は、無反応でした。エビすら、1回もありませんでした。基本的に「もぬけの殻…」という印象を受けました。

産卵を目的にしたブラウントラウト達は、岸際での荒喰いを終わらせ、産卵のための遡上に向かったようです。

水温測定の頻度が低いので、「産卵前の荒喰いの終了の目安の水温は?」の疑問には、上のグラフの通り「水温6℃から7℃の間前後にありそうだ…」程度にしか言えません。

今の調子だと、年内にはターンオーバーが完了しそうです。

そこで、次の疑問は「今年は産卵に参加しなかったブラウントラウト達が、水温何℃で、岸際に差して来るのか?」です。

ブラウントラウトは、トラウトの生態学の本によると、数年に1回の頻度で産卵するそうです。仮に3年に1回としておきます。すると、現在、産卵できる程度に成長したブラウントラウトのうち、3匹に1匹が、美笛川やオコタンペ川を遡上しているはずです。そして、残りの3匹に2匹は、まだ、深い水深や沖に控えています(もちろん一部は、すでにシャローにいるかもしれません)。

10年以上前の、記憶がかなり曖昧な数回の経験では、5℃を切って、4℃台に入ると、ある日突然、湖水が一気に透明になって「ターンオーバーはほぼ完了したな…」と実感できる瞬間があります。これと同時に、ブラウントラウトの反応が急に増える印象を持っていました。

今日の時点では、湖水の透明度は、まだまだ低いです。

年内にあと何度か通い、これを、この目で確認したいという気持ちは、あります。ただし、来週は10日間予報(https://tenki.jp/leisure/camp/1/2/23002/10days.html)によると、日最低気温(早朝の気温)が–7℃から–12℃の範囲にあります。口径の小さいガイドのロッドばかり使うので、ロッドワークで誘う釣りは、不可能そうです。まいりました。  


2023年12月01日

本日の支笏湖 (2023年12月01日)

本日の水温は、怠けて、1地点のみの測定でした。7.7℃でした。そろそろ、産卵前の荒喰いも、終わりそうな状況に見えます。


私自身の釣りの方は、先週から、何の進展もありません。「ブラウントラウトがウヨウヨ居るのに、フッキングしない…」のままです。今週は、水曜日と今日、行って来ました。長めに時間をとって、合計で8時間は叩いたと思います。先週と同様に、トゥイッチと軽めのジャークで、リアクションを狙い、ルアーをダートさせて、誘いました。


反応は、腐るほど、ありました。40回近くありました。ほとんどが、エビです。しょっちゅう、「どうしたら、こんな風にリーダーがフックに絡むの?」と言いたくなるようなエビになって、帰って来ます。

週末に早朝から混み合うようなA級のポイントでは、無反応で、何も起こりません。しかし、A級ポイントを離れ、A級ポイントとA級ポイントの間を丹念に叩いていくと、普段なら時々ブラウントラウトが着いてることがある...という程度の、B級やC級のポイントで、必ず、反応があります。

基本的に、エビばかりです。ただし、激しめにダートさせると、足元まで、50〜60cm程度のブラウントラウトが、勢いよく追尾して来ることがあります。ピックアップすると、数秒間、必死で周囲をあちこち見て、ルアーを探していました。これが4回ありました。ロッドに、生命感のある、魚の重みが乗ったのが、3回ありました。しかし、瞬時にすっぽ抜けました。「時間をかけて叩けば、たまに、まぐれが起きて、フッキングするだろう!」という、甘い気持ちで挑みましたが、完全に、期待が打ち砕かれました。

ブラウントラウト自体は、とんでもなく、元気な感じでした。「元気過ぎる」という印象です。

風不死岳の麓だけでなく、旧米軍キャンプ場、支寒内、支笏湖トンネルの西側も、軽めのジグで、ダートで誘いました。結果は全く同じでした。エビ時々ショートバイトでした。

結局、フッキングしてくれたのは、30cmあるかないか程度のニジマスだけでした。


ただただ、疲れました…。  


2023年11月24日

本日の支笏湖 (2023年11月24日)

本日の水温は、5地点で測定して、平均で9.1℃でした。


湖岸でせいぜい2時間程度しか過ごせませんが、こまめに通っています。今週分をまとめます。

まず、月曜日(11月20日)です。水温10℃を切った直後のタイミングなので、期待しました。以前の水温計なら、10.0℃前後で、ブラウントラウトの反応が、一気に増えます。「水銀温度計で正確に測定しても、同じような結果だと、助かる...」という安直な下心がありました。ところが、十分に荒れた湖面で、完全に、無反応でした。スローにネチネチ誘いました。今季、初めて使う、新しいルアーです。


この日の無反応が、意味不明でした。「まだ差して来ていないのか?」「この日の月齢は、このルアーが苦手にしているのか?」とか、いろいろ雑念が思い浮かびました。しかし、判断は出来ません。前週に、バラしたとはいえ、70cm台以上はありそうな良型をフッキングに持ち込んでいるので、釣り方への不安はありませんでした。月齢が問題なら、翌日の火曜日に同じ釣りをすれば良いです。しかし、翌日は、早起き出来ませんでした。

次いで、水曜日(11月22日)です。この日の目的は、釣りではなく、ベタ凪で最低限やっておきたかった作業でした。ライトソルト用の個性派のジグをいくつか買ってました。夕まずめ前の2時間、アクションを見たり、飛距離を確認したり、しました。その途中で、しかも、このほぼ鏡の湖面で、ジグが派手なエビになって帰って来ました。「ブラウントラウト、居るよ…」「しかも、この湖面で...?。積極的…」と驚きました。そこで、1時間程度、トンネル〜美笛ゲート間の、人気のないエリアで、少し叩きました。エビが3回ありました。さすがに、フッキングには至りませんでした。


ただし、これで「もはや、すでに、シーズンの真っ最中。ブラウントラウト、結構、沢山いる…」と、分かりました。

そして、今朝(11月24日)です。波は十分でした。再度、スローにネチネチ誘いました。全く反応がありませんでした。ここでようやく、「このルアー、完全に外している…」と気付けました。そこで「リアクションの要素が欲しい」と感じ、やはり初めて使うルアーに変更し、トゥイッチしました。数週間前にアクションだけは、ベタ凪でしっかりチェックしていました。トゥイッチすると、良い感じにイレギュラーなダートをします。


すると、その1投目から、エビになって帰って来ました。「マジか?、しっかりいるよ…」と、今まで馬鹿な釣りをしていたことを、反省しました。ただし、毎年そうですが、ショートバイトとエビばかりです。1回だけ、ドンッと、生命感のある重みが乗りましたが、瞬時にすっぽ抜けていました。

結局、釣果なく、終わりました。

回数を数えるのが面倒になるほどの、ショートバイトとエビで終わりました。

今日の時点で、支笏湖の岸際はブラウントラウトでウヨウヨ状態になっているのは、間違いないと思います(おそらく、先週末から、そういう状態だったのだと想像しています…)。風不死岳の麓(95kmから姫鱒橋)だと、せいぜい飛距離15m程度のキャストの範囲内に、「3月や4月のブラウントラウトの、少なくとも4倍以上のブラウントラウトがいる...」という印象です。反応してきたブラウントラウトの全てをフッキングに持ち込めれば、「釣りに来る度に、2〜3時間で10匹近い釣果が得られるだろうに…」と感じる程度の魚影の濃さです。

しかし、全然、フッキングしてくれません...(笑)。とことん、渋いです。

おそらく、支笏湖の全域で、こんな感じで、ブラウントラウトのシャローでの荒喰いが起きていると、思います。「今年も、また、こいつらに翻弄されるんだな…」と、ため息が出ました。

おそらく、来週一杯か再来週一杯まで、この荒喰いが続くと思います。

「やっと、ブラウントラウトの季節がやって来た!」と実感できた、一週間でした。

ようやく始まった2023/2024シーズン。来年6月まで、マイペースで、のんびり楽しもうと思います。  


2023年11月21日

昨日の支笏湖 (2023年11月20日)

■脚注■ 水温の話が長くなり、これを書いたところで疲れ果てました…。とりあえず、水温の話だけで、アップロードします。

昨日(11月20日)、行って来ました。昨日の水温は、5地点の平均で9.8℃でした。これで水温10℃を切りました、この週末(金曜日から日曜日)は、強力な低気圧が通過しました。そこで、この3日間で一気にΔ–1.2℃も低下したことになります。今年は、記録的な猛暑の夏でしたが、最終的には、去年や一昨年よりも早く、水温10℃を切りました。今シーズンは「発達した低気圧による『強風』さまさま」でした。


「この3日間(金曜日(11/17)から日曜日(11/19))にかけて、デカいブラウントラウトが何本も捕獲された」という話を、湖岸で立ち話をした方々から聞きました。昨日の晩には、kazutroutさんのブログも読みました。「やっと晩秋らしくなった。ブラウントラウトの、第1陣がやって来たんだ...」と感じました。

私の経験の話を書きます。ちょっと、長くなります。

以前、11月は、私はニナル〜フレナイ間で釣りをしていました。釣りを終えて、美笛のゲートまで歩いていると、夜釣りの人たちと、入れ替わりで、すれ違います。数年かけて、会う人たちに釣果情報を聞いて、集計したことがあります。

この時、疑問がありました。晩秋は、「水温10℃前後で、産卵を目的としたブラウントラウトの全員がシャローに差して来る...」というわけではありません。むしろ、「何回かに分けて、段階的に、差して来る...」ようでした。これは、私自身の夜釣りの経験で、実感していました。問題は、シャローに差して来るタイミングです。私が夜釣りをしていた頃は、このタイミングが、掴めませんでした。

ブラックバスの話をします。ブラックバスの場合、スポーニングの期間の中で、シャローに差して来るタイミングは「大潮」だというのが、常識です。そこで「ブラウントラウトが差して来るのも大潮か?」が知りたかったです。それならば、大潮(満月もしくは新月)の当日もしくは直後に、釣果のピークがあるはずです。

そんなわけで、日中の釣りに転向してから、この疑問を解決すべく、夜釣りの人に会う度に、釣果情報を聞いて回りました。

すると、ブラックバスのような傾向は、全く、見られませんでした。

全ての釣果を説明するわけではないですが、大半の釣果のピークは、悪天候の真っ最中、もしくは直後でした。一方、月齢の効果は二次的で、日中同様、月齢18と月齢25前後に、若干のピークがあるように見える...程度でした(ただし、月齢の効果は、シーズン初期には、ほとんど見られません)。

発達した低気圧が強い風を吹かせたり、雪が降ったり、一時的な寒波が来たりすると、その1日〜数日で水温が鋭く低下します。陸水学の言葉を使うと「ターンオーバーの進行が一時的に加速される」です。そんな時、まとまった数のブラウントラウトが、シャローに差して来るようです。ただし、釣果のピークは基本的に1日です。たまに2日間程度です。とにかく、かなり短いようでした。「安直に釣れるブラウントラウトの数は、ごく一部で、少ない…」が原因のようです。「安直な魚は、早い者勝ちで、あっという間に抜かれてしまう…」と話した方もいました。ピークが過ぎると、次のピークまで、釣り場に閑散がやって来ます。ベテランの方によると「魚が居ないのではなく、賢い連中が残っているだけ…」だそうです。ちなみに、この方は「この閑散とした期間が、80cm以下の魚に邪魔されずに、80cm以上の魚を狙えるチャンス」と話していました。

そんなわけで、この週末でランカーや良型のブラウントラウトが何本も捕獲されたと知って、「良いサイズが釣れやすいタイミングは、今も昔も相変わらず、変わっていないんだな…」と、しみじみと感じました。

「天気が荒れるとブラウントラウトが釣れやすい」は、春の釣りでは当たり前で、誰でも知っている話です。多くの人が実体験していると思います。しかし晩秋は、この効果に加えて「天気が荒れると、安直に釣れるフレッシュなブラウントラウトが、わざわざディープからやって来てくれる」という追加の効果があります。

今回、このタイミングを外したり、タイミングは合っていたのに、良型に遭遇できず、悔しい方も多いと思います。私が若い方にアドバイスできるのは、長期的な天気予報を、しっかり見ておくことです。

例えば、次の悪天候は、今週末に来ます。木曜日(11月243日)に低気圧が通過して、その後、金曜日(11月24日)から土曜日(11月25日)にかけて、寒波がやって来ます。現時点の予報だと「雪は降らないし、晴れてることが多いけど、一気に寒くなり、北西風がビュービュー吹く」と予想されています。ここで、一気に冬の寒さがやって来るそうです(下図はtenki.jpの「https://tenki.jp/forecaster/kamanyan/2023/11/19/26184.html」の記事から許可無しで引用)。この寒波は、支笏湖の水温を、しっかり低下させそうです。である以上、ブラウントラウトが、シャローに差して来るはずです。


10日間予報(https://tenki.jp/leisure/camp/1/2/23002/10days.html)を見ると、風速が一番強いのは、土曜日(11月25日)です。気温が一番低いのも、土曜日(11月25日)です。そこで、この当日か、その翌日の日曜日(11月26日)に、ブラウントラウトの第2陣が、一気にシャローに差して来る可能性が、高いです。若い人たちの表現を使うなら「今季2回目のX day」が来ると思います。これが土曜日か?日曜日か?は、私には分かりません。予想天気図を見ても、判断出来ません。どちらで釣りに行くか?は、ギャンブルだと思います。外したくないなら、両方行くことです。

知っておいてください。安直な魚を、いともたやすく、簡単に獲りたいなら、「晩秋の釣りはギャンブル」です。

くどいですが、要点を繰り返します。春なら、低気圧の通過に伴って、数日間は風が吹きます。この数日間は、いつ行っても、波が出ているエリアに入れば、釣れるチャンスがあります。ところが、晩秋は、この数日間のうちのどこかで「安直なブラウントラウト」が突然現れます。数が少ないので、あっという間に誰かに抜かれます。そこで、行くタイミングが早ければ、まだ居ません。行くタイミングが遅ければ、すでに抜かれています。たった1日の違いで、釣果の明暗が分かれます。特に、この時期に釣り人が多い南岸で、この傾向が強いです。

これが、晩秋の釣りです。「モグラ叩き」という例えが、支笏湖の、晩秋のブラウントラウトの釣りには適しています。

そこで、メンタルの保ち方も大切です。仮に、釣りに行って、何の反応もなくても、不安になる必要は一切ないです。たまたま偶然、運が悪かっただけですから。というのも、釣った人も、たまたま偶然、運が良かっただけですから。

こんな風にして「次のX dayはいつか?」という疑問を土台に、釣行のタイミングを決めたり、湖岸で聞いたりネットで調べた釣果情報を使って、傾向と対策を立てたりすると、この時期は、ゲーム感覚で楽しめると思います。そして、こういう視点で支笏湖の釣りを見れるようになると、気象庁の予想天気図(https://tenki.jp/guide/chart/)を見るのも、楽しみになります。

もちろん、「安直な1匹」が釣れる「X day」ではなく、この時期本来の、難易度の高い、食い渋るブラウントラウトを狙うのも、この時期の魅力です。晩秋のブラウントラウトは、春のブラウントラウトよりも、難易度が高いです。なかなか口を使ってくれず、面倒ですが、挑戦しがいがあります。こういう、賢いブラウントラウトは、今の時期、どこにでも居ると思って、問題ないと思います。

最後に。ここまでに書いた内容は、私の実体験ではなく、他の方の釣果情報に基づいた話です。この方向性で釣りをするためには、ブラウントラウトが着きやすい、有名ポイントに張り付いて釣りをする必要があります。夜釣りだったら「美笛河口からニナル河口」です。私は、有名ポイントに早朝から我先に入り、そこで張り付く釣りが、生理的に受け付けないレベルで、嫌いです。そこで、この方向性で釣りをした経験は、全く、ありません。この「実体験ではない」ではないという理由から、ここで書いた話は、一部、誤解があるかもしれません。可能な限り、妥当に話を進めているつもりですが、「全て100%正しい」という自信はありません。それは、了承してください。  


2023年11月17日

本日の支笏湖 (2023年11月17日)

ブラウントラウトの本番が近づいて来たので、支笏湖に通うペースを、週1回から週2回にすることにしました。可能なら、ブラウントラウトの大群がシャローに差して来るまで、毎週2回、2つの作業
◎ 早朝の1〜2時間、本気モードで釣りをする。
◎ 南岸で、最低でも5地点で、水温を測定する。
を繰り返す予定です。目的は「ブラウントラウトが大挙して岸際(シャロー)に差して来るタイミングの水温を知りたい」です。

叩くエリアは、95kmから姫鱒橋までの区間の、1〜2時間で叩ける一部分にします。この区間なら、すでに、私の釣りに反応するブラウントラウトが、1匹たりとも居ないことを、すでに確認済みです(前回にバラした奴は「2度と騙されない」と判断)。もし反応があれば、それは新しい魚です。

本日の早朝、その初回に行ってきました。

天気は雨で、風は南東風でした。風不死岳の麓は風裏になるため、湖面は穏やかでした。この湖面だと、反応させられるか?、強く不安が残ります。短時間ですが、とりあえず、しっかり叩いて無反応を確認しました。ただし「この湖面で反応させられる技量が無かっただけ…」という可能性も十分あります。今日は「情報として価値のない釣りになってしまった...」が反省です。


本日の水温は、5地点で測定して、平均で11.0℃でした。そこで、明日の土曜日(11/18)から、水温が10℃台に突入することになります。


もし可能でしたら、情報提供にご協力ください。ブラウントラウトの爆釣情報であったり、ヒットがなくても「ショートバイトが沢山あった」とか、本番のシーズンに突入したことを示す兆候があったら、コメント欄でお知らせいただけると、助かります。知りたいのは、兆候があった日付です。ご協力、よろしくお願いします。  


2023年11月14日

本日の支笏湖 (2023年11月14日)

先週末の雪の影響を調べに、行って来ました。本日の水温は、7地点で測定して、平均で11.2℃でした。5日前と比べて、Δ–1.7℃の低下がありました。降雪が、しっかり水温低下に効いているのが、折れ線グラフの折線の傾きから、分かります。水温10℃まで、あとわずかです。


今日は、早朝に、本気モードで叩きました。波は抜群でした。無難に、得意の近距離戦で叩きました。叩いたのは、虹鱒橋から95km(高水位と波で湖岸を進めない場所はパス)、それから姫鱒橋です。全部で1.5km程度の距離を、7〜8mの等間隔で、ただひたすら、ネチネチと、ルアーを操作しました。


久しぶりに、頑張って釣りをしました。しかし、反応はたった1回だけでした。しかも、バラシて終わりました。

バラシは無念でした。ルアーが岸から7〜8m程度まで近付いた時、突然、ドスンッという強い衝撃が、ロッドを握る手に伝わりました。そのまま、ルアーがピタリと止まりました。「魚じゃないの?。岩に根掛かっただけ?」と思い、ロッドを縦にさばいて強引に引っ張ると、ゆっくり沖に向かって動き始めました。一瞬、軽く首を振るようなブルッという生命感が伝わり、「乗った!」と確信した直後に、すっぽ抜けました。フックが伸び切っていました。魚体を目視できていませんが、ロッドに乗った重みから、最低でも70cmはあったと思います。

悔しいバラシでした。

反応は、たった1回、これだけでした。

誰もが「釣れないはずはない!」と確信できる絶好の波で、1.5kmもの範囲を丹念に誘い続けて、ミノー(小魚を模した流線型のルアーの総称)に反応したのが、たった1匹です…(笑)。私の釣りの技量の低さも原因だと思います。しかし、それを考慮しても、あまりにも反応が少ないです。ただただ、素直に「少な過ぎる...」と感じました。

ハイシーズン直前の状況は、ニナル〜フレナイ間では何度も実体験しています。しかし、風不死岳の麓では、今年が初めての経験でした。良い勉強になったと思います。今のこの閑散とした現状を、これだけしっかり実体験しておけば、今後のブラウントラウトの反応の変化を、すぐに感じ取れると思います。

ハイシーズンへの突入をしっかり確認し、水銀温度計で測定した正確な水温で「ハイシーズンの目安の水温」を定めるまで、もう少し、老体にムチ打って、頑張る予定でいます(明日以降の筋肉痛だけが、不安材料です)。

本題に戻ります。おそらく、早ければ今週末、遅くとも来週末には、支笏湖の岸際(シャロー)に、産卵前の荒喰いのため、ブラウントラウトが差して来ると思います。  


2023年11月09日

本日の支笏湖 (2023年11月9日)

明日の金曜日(11/10)から天気が荒れる予報です。しかし、まだ、ベタ凪で試したい作業が、かなり残っています。未だ「今年は、水温10℃になったら、これと心中するぞっ!」と思えるルアーが見つかりません。急きょ、今日も、午後遅く、ベタ凪を探して、行って来ました。

本日の水温は、7地点で測定して、平均で12.9℃でした。ようやく、12℃台に突入しました。嬉しい測定結果でした。「いよいよ、ブラウントラウトの本番へのカウントダウン!」という期待を感じさせる水温です。今週は、朝にしっかり冷え込む日が多かったです。これをしっかり反映して、この一週間で、Δ–1.3℃の低下がありました。


私のざっくりとした経験では、水温が12℃前後になると、夜釣りでの反応が急に増えます。ランカーの捕獲も、ポツリポツリと聞けるようになります。それから、日中の釣りでも、この辺りの水温で、沖を狙ったメタルジグの釣りで、反応が増えるようです。今週末は分かりませんが、来週末は、あちこちでブラウントラウトの反応が一気に増えると思います。

それから、気になるのは、今週末の天気です。明日の金曜日(11/10)以降、寒気がやって来ます。NHKの「ニュース7」によると、明日の金曜日(11/10)は


ですが、明後日の土曜日(11/11)は


です(上の図2枚とも許可なしで引用)。土曜日(11/11)から、北海道全域がすっぽり「平地で雪」の領域に入ります。今日のNHKの「ニュース7」の週間予報では、札幌は、土曜日(11/11)から月曜日(11/13)まで、3日連続で「曇り 時々 雪」という予報です(下の図も許可なしで引用)。


ただし、いろいろ見回してみると「今週末には、札幌で雪は降らない」という予報も多いです。ちなみに、支笏湖の10日間予報(https://tenki.jp/leisure/camp/1/2/23002/10days.html)では、「支笏湖は、今週末には雪が降らない。雪はおろか、雲もなく、晴天が続く...」と予想されています。

季節の変わり目なので、天気の予想には、困難が伴うようです。

もし、万が一、まとまった量の雪が降ったら、今の水温であれば、すぐに水温10℃台に突入して、週明けには本格的なシーズンに突入すると期待できます。そんな欲望まみれの期待通りにはならないと思いますが…(笑)、明日以降の天気が、楽しみです。

というわけで、「ブラウントラウトの本番は、もう『すぐそこ』まで来ている!」と確信できるところまで、来ました。  


2023年11月03日

本日の支笏湖 (2023年11月3日)

本日の水温は、5地点で測定して、平均で14.2℃でした。一週間で、たったΔ–0.3℃しか落ちませんでした。先週よりも、水温低下のペースが落ちました。この一週間、札幌は、穏やかで暖かな日が続きました。そこで、覚悟はしていました。しかし、「まさか、これほどとは…」と驚きました。


11月に入って水温低下のペースが落ちることは、数年に一回の頻度で、起こります。この原因は「11月なのに、小春日和の暖かな日が続く...」です。こうしたこと自体は、珍しくはないです。ただし、平年は、12℃前後まで低下したところで、水温低下のペースが落ちました。そして、ダラダラと12℃前後の水温が続きます。こうなったら、雪が唯一の、水温低下の原動力となります。寒波がやって来て、まとまった量の雪が降ると、一晩で、一気にΔ–2℃以上低下します。そこで、まとまった量の積雪の翌日に、水温が10℃を切って、本格的なシーズンが始まります。そんなわけで、昔は「初雪が降って、冬景色になると、ブラウントラウトの季節が始まる...」という表現を、よく使っていました。

ただし、14℃前後で水温低下のペースが落ちるのは、私の経験の中では、初めてです。こうなったら「まとまった量の雪の1回分じゃ足りないのでは...?」という不安を感じます。今年は、2回、欲しいです。

昨日に発表された1ヶ月予報(https://tenki.jp/forecaster/hmochida/2023/11/02/25939.html)によると、再来週、11月の2週目(11月11日〜17日)に寒気が来るそうです。ここで、1回目の、まとまった量の雪が、降って欲しいです。

今年は「のんびりと寒波と雪を待つ...」 と 「最悪、ブラウントラウトの本格的なシーズン突入が、12月にずれ込む可能性も覚悟する...」位の心持ちでいる必要がありそうです。

最後にヒグマ情報です。今日、ヒグマが吠えているのを聞きました。場所は、支寒内から100m〜150m程度、支笏湖トンネル方向に進んだ辺りです。国道453号の山側です(湖岸側ではないです)。水温を測り終えて、車に歩いて戻る時に、聞きました。この時期、エゾシカとヒグマが突然に遭遇すると、鋭い金切声でエゾシカが威嚇し、ヒグマがドスの効いた声で吠え返すことが、あります。美笛とニナルの間の林道では、この時期、エゾシカとヒグマが威嚇しあうのは、時々、聞きます。これは、美笛の、この時期の風物詩です。

しかし、それ以外の場所で聞いたのは初めてでした。聞こえた感じから、国道から100mも離れていないと思います。意外と近かったです。数十m程度じゃないか?と思います。その位、鮮明に聞こえました。南岸は、どこでも、国道453号のすぐ近くまで、ヒグマの行動範囲が広がっている...と思っていた方が良さそうです。

  


2023年10月27日

本日の支笏湖 (2023年10月27日)

本日の水温は、5地点で測定して、平均で14.5℃でした。一週間で、たった–0.5℃しか落ちませんでした。先週土曜日(10/21)は、帰りの山道で雪がかなり降ったので、今日の水温には、期待していました。しかし期待外れでした。どうやら、雪が降ったのは、恵庭岳の北側(札幌側)だけだったようです。昨日(10/26)に発表された1ヶ月予報(https://tenki.jp/forecaster/kamanyan/2023/10/26/25840.html)によると、北海道のこの先 数週間は、高めの気温で推移するそうです。


水温10℃の本番までに、ベタ凪の条件でやりたい作業が、結構、あります。今週末(明日の土曜と明後日の日曜)は南岸にそこそこ波が出そうな天気予報だったので、1日早めて、日没前に行って、ベタ凪の南岸で行いたかった作業をしてきました。当面は、定期的に水温を測りながら、準備に専念します(いまだ「水温10℃になったら、今年はこれを投げたいっ!」と思えるルアーが見つからず、焦ってます)。