支笏湖2015年11月14日
方法:岸からの釣り
月齢:2
気温:日平均 7.6℃ (5.3~10.6℃)
水温:9.3℃ (9.2~9.5℃)
時間:5時間半 (午前7時〜午後2時)
反応:2回
釣果:2尾
天候は開始時は曇り、その後は雨。低気圧が3つ並んで近づいている状態。カルデラ全体が雲に覆われ、東風が吹く1日だった。水温は平均で9.3℃(9.4, 9.3, 9.5, 9.2, 9.3)。結局、4週連続で水温が9℃から10℃の間を維持したまま。去年の今頃は7.0℃(2014/11/15)だったので、今年は2℃高い。ターンオーバーの進行は、この3週間、全く進んでいないようだった。
しかし、波はうねりがあり、良かった。波は徐々に強くなり、午前9時頃からは「最良!。絶対に釣れる。」と確信できる好条件だった。加えて、情報交換している友人からは、この1週間で73cm(♂)(11/7)、80cm(♀), 71cm(♂), 60cm(♀), 55cm(♀)(11/11)の釣果情報が入っていた。
午前7時開始。期待とは裏腹に、全く反応がなかった。1カ所目で3時間半、丹念に攻めたが、ブラウントラウトと思える反応は1つもなかった。このエリアを切り上げる最後の数投で、やっと軽い重みが乗ったが、30cm強程度のニジマス(10:28)。
この日は若干の懸念があった。視認性の高いラインに興味があり、バリバスの蛍光オレンジのライン(サイトエディション)を巻いてみた。ところが、水の中で「マジか?」と驚くほど赤色が派手に目立っていた。繊細に誘うことを重視して持ってきたルアーより目立っていた。「もしかして、無反応の原因はこれか?」と、不安になってきた。
2カ所目で、12時に開始。この頃には波がさらに高くなっていた。すると、ルアーが波に揉まれて、意図しているアクションを出せなくなってしまった。こんな時には、ブリブリ泳ぐルアーを投げまくって速巻きしてリアクションで食わす方法が最善策であることは、過去に何度か経験していた。しかし、ここ数年、このタイプのルアーは車の中にも用意していなかった。加えて、防水スプレーを怠っていた上着に雨がしみ込み始めて、寒気がひどくなった。全て裏目。結局、今シーズンにブラウントラウトの反応があった5カ所だけ、手持ちのルアーでチェックして、早めに切り上げることにした。
2カ所目で、波が少し穏やかになった時、やっと重みが乗った。岸から4~5m、水深1.5m程度のところで乗った。54cmのブラウントラウト(12:26)。
しかし、他の4カ所では無反応だった。結局、「普通のラインなら釣果が上がったのか?」「波が高い時に使い込んでたルアーなら釣果が上がったのか?」はさっぱり分からないまま、午後2時に終了。最高のコンディションを、自分で台無しにしてしまった気分になる釣行だった。
気圧配置図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。FJS_30_GP_SH
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