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Posted by naturum at

2025年02月23日

長期休業します

このブログを訪ねていただいて、ありがとうございます。

しばらく、釣りはやめることにしました。

去年の4月に、癌の、かなり大がかりな手術をしました。その結果、極端に体力が落ちました。釣りは、4時間もやると、足がガクガクになりました。おまけに、次の日、体が疲れ切って、何も出来なくなりました。

体力は、少し回復しています。

しかし、別の問題が生じました。

今、免疫療法というのを受けています。月に1回、オプジーボという薬を点滴してもらっています。これは、癌の再発を予防する治療です。先月から、この副作用が、めちゃくちゃキツくなりました。倦怠感が強く、体が重く、無気力になります。前回に釣りに行って、「こんなことしたら、身を滅ぼす…」と痛感しました。

この治療は、7月まで続きます。そして、副作用は、さらに半年程度続くそうです。副作用が弱くなって、元気が出るまでは、治療に専念することにしました。

支笏湖の釣り、楽しまれてください。  


Posted by 寅 at 17:00Comments(2)管理人

2025年02月13日

2025年2月13日

本日、昼過ぎから、行って来ました。合計3時間、叩きました。1ヶ月ぶり以上に、なってしまいました。1月は、2学期の最後の1ヶ月で、授業の準備に忙殺されました。地獄のような1ヶ月でした。そして、やっと、少し仕事が楽になったところで、今度は、癌の治療の副作用が出ました。ただひたすら、体がだるく、無気力になりました。3週間くらい、ただひたすら、ぐったりしてました。

そんな中、先週末に、シコバカさんと健一さんとなっちゃんの3人組と、飲み行って、元気をもらいました。で、ようやく、「だるくても、健康のため、釣りに行こう」と、元気が湧きました。

まず、水温です。2カ所で測って、2カ所とも、3.1℃でした。


現在、支笏湖は、3℃の軽い水が、4℃の重たい水に乗っかっている状態です。境目の水深は、測定の手段がないので、分かりません。水温を測った時点では、「ベイトが、少しでも暖かい、深いところの4℃の泳層へ落ちてしまったのではないか?。ブラウントラウトがそれを追いかけて、ミノーで狙える岸際は、もぬけの空になってしまったのではないか?」と、心配しました。


だからと言って、ターンオーバーは、まだ完了していません。下の写真の、消波ブロックから沖側の5m程度(2つの矢印の間)を見てみてください。まだ、結構、緑色が濃いです。前回の1月6日に比べれば、緑色が少しは薄くなり、透明度が上がりました。しかし、まだまだです。ターンオーバーは、ほとんど進んでいません。この冬は、記録的な暖冬の上、この数週間で、一気にまともな雪が降りました。その結果、湖の変化は、かなり変則的です。湖水を観察している限り、異常な年です。もしかたら今年は、ターンオーバーせずに、春を迎えるかもしれません。


南岸は、平日なのに、人気のポイントは、車が停まっていました。虹鱒橋と大崎橋の間の駐車スペースが空いていたので、ここに入りました。強い北西風で、湖面は大荒れでした。横風が強く、ミノーを思うように操作できなかったです。叩いたのは1時間半でしたが、反応は、多かったです。激しめのエビが7回ありました。水温3℃から感じた心配は、全く必要なかったです。シャローはブラウントラウトだらけでした。しかし、全く、フッキングしません。


「こんなには、風も波も要らない」と感じ、風裏になる、88kmに入り直しました。トンネルに向けて、1時間半、叩いて行きました。しかし、ここでも、エビだけでした。6回、エビがありました。ここも、ブラウントラウトだらけでした。湖面は穏やかでしたが、お構いなしに、反応してきました。


しかし、全く、フッキングに持ち込めませんでした。

12月から1月までの数回の釣行から、「エビだらけだけど、3〜4時間叩いていれば、40cmや50cmのチビではあっても、何とかヒットはある。ボウズはない。」と、タカをくくっていました。しかし今日は、完璧な、惨敗でした。自分の、下手くそさ加減に、腹が立ちました。

唯一の収穫は、「厳寒期だけど、おそらく支笏湖全域、どこでも、ブラウントラウトの魚影はかなり濃い...」ということが分かったことでした。  


2025年01月06日

2025年1月6日

行ってきました。お昼に3時間、叩きました。この日は、自分にとっては、調査みたいな釣行でした。

去年の5月に、食道癌の手術をしました。声帯を切除しました。声を失いました。かつ、血液のCa濃度を高く維持する代謝を、失いました。毎日、朝晩に、カルシウム補給の薬を飲んでます。しかし、大した効果がありません。その結果、手足の指先に、慢性的な痺れがあります。この程度なら、まだ良いですが、氷点下の気温で釣りをすると、手が麻痺します。これを、前回の1月2日の釣行で、体験しました。スナップに付けたルアーを外すのに、20分かかりました。釣り用のベストを脱ぐのに、10分かかりました。参りました…(笑)。

そこで「暖かい日の釣りを試すしかない…」と判断しました。1月や2月の厳寒期の「暖かい日」と言ったら、条件が決まっています。低気圧が、北海道に近づき、「まさに北海道の真上を通過しようとする」タイミングです。今日は、ちょうど、そのタイミングでした。下の図は、今朝の天気図です。こんな条件の時は、2つのことが起こります。1つは、低気圧が、南から暖気を連れてきてくれて、暖かい...です。今日は、プラス3℃前後の、かなりの暖かさでした。


もう1つは、ほとんどの場合、支笏カルデラが雲で覆われ、ほとんど風が吹かず、湖面が穏やかになる...です。低気圧の接近のタイミングでは、天気予報で「強めの東風」と予想されることも多いです。しかし、ほとんどハズレます。下の写真は、今日の湖面です。冬季では、「暖かい」を選択する以上、90%以上の確率で、それは「べた凪」を意味します。


今まで、波がある条件で「ミノーの近距離戦」ばっかりやってきました。この釣りが、一番楽しくて、好きです。そこで、今日の湖面が、一番、苦手です。これまで、ずっと、避けてました。しかし、仕方ないと諦めて、あえて、今日を選んで、やって来ました。

まず、南岸を走って、湖面を観察しました。微かな西風があり、南岸で一番湖面が穏やかなのは「美笛のゲート〜支笏湖トンネル」のエリアでした。そこで、あえてここを選んで、叩きました。「最低3時間、この湖面で、ミノーをダートさせて、どんな反応があるのか?」を、調べました。

結果、釣果は、チビが1匹でした。雑に作ったイケスから逃げられて、写真も撮れず、体長も測れずに終わりました。見た感じで、40cm前後です。顔つきが、いかにも「子ども」という感じの個体でした。「こんなチビを虐待しに、俺は、わざわざ、ここまで来たのか...」と、「こんなチビしか、俺には、釣れないのか...」で、情けなくなりました。

それ以外では、エビが5回でした。

全体としては、「こんな湖面でも、意外と、反応する…」という印象を受けました。魚影自体は、支笏湖の全域、どこでも、濃いようです。ブラウントラウト自体は、「どこにでも、まんべんなく居る...」と感じました。

相変わらず、フッキングさせられません。今日は、指先が動くので、エビのたびに「これは不正解…」と、ミノー自体を変えたり、カラーを変えたり、フックを、タイプの異なるものに交換したり…と、小手先の試行錯誤を小まめにしました。しかし、全く、効果はありませんでした。せっかく、シーズンに入ったのに、ストレスばっかりの釣行が続いています。

水温は、1ヶ所だけでの測定です。今日は、4.4℃でした。ターンオーバーの完了には、まだ日数がかかりそうです。


全然楽しくない釣行ばかりが続いています。しかし「投げ続けなければ、何もヒントが得られない」と自分に言い聞かせて、また、時間が作れたら、愚直に、行ってきます。  


2025年01月02日

2025年1月2日

行ってきました。2024年の年内に、まともなサイズ(60cm以上)を獲りたいと目指していたのですが、結局、時間が作れませんでした。年が明けてしまいましたが、やっと、時間が作れました。お昼から日没まで、4時間、叩きました。

まず、水温です。1ヶ所だけの測定になります。3.9℃でした。ターンオーバーの完了の目安の、4℃に達しました。水温を見る限り、ターンオーバーが完了したように見えます。


ただし、湖をのぞき込んだ感じだと、まだ、ターンオーバーしていないです。下の写真は、第7覆道と第6覆道の間の駐車スペースで撮った湖面です。水に沈んでる消波ブロックから、その先の5m位までの範囲を見てください。緑色が濃くて、底が、はっきりとは見えないです。こうした湖水を観察する限り、まだ、ターンオーバーは、完了していないようです。セミパターンを除外したら、おそらく誰にとっても、ブラウントラウトが一番釣りやすいのは、3月から4月下旬までの範囲だと思います。この、支笏湖の釣りが一番楽しい季節は、湖水が完全に透明になり、(下の写真の)今は緑色の範囲が、無色透明になって、底がはっきり見えるようになります。今のところ、まだ、その状態には、至ってないです。


厳寒期から早春にかけての、湖水の変化は、これまでしっかり観察してきませんでした。今年は、良い機会なので、ブラウントラウトのルアーへの反応の変化とともに、しっかり観察したいと思いました。

前回に釣果のあった苔の洞門で始めようと思ったのですが、先行者の車が数台ありました。そこで、さらに先に進むと、支寒内の駐車スペースが空いていたので、ここで始めました。波は、良かったです。ここで2時間叩いて、次いで、先行者が帰ったあとの苔の洞門で、さらに2時間叩きました。


結果は、惨敗でした。

ブラウントラウトの魚影自体は、濃いです。まず、支寒内で、エビが6回でした。普段なら、反応が1〜2回程度のエリアです。6回もの反応に、ビックリしました。と同時に、全部がエビで、自分の下手くそさ加減を、思いっ切り、痛感させられました。苔の洞門では、エビが4回あった上、ミノーの位置で、大きなモッコリした波紋が1回あり、岸際までの追尾が1回ありました。苔の洞門は人気エリアだけあって、湖岸は足跡だらけでした。正月休みですが、叩かれまくっているようです。しかしそれでも、反応の数は、しっかり多かったです。

結局、4時間投げ続けて、合計12回の反応でした。平均すると、20分に1回の頻度で、反応がありました。しかし、全て、フッキングには持ち込めませんでした。コツコツ、チマチマ、ではあっても、試行錯誤を続けているつもりなのですが、全然、通用していないです。「ホントに下手くそ…(笑)」と、思い知らされた、初釣りとなりました。  


2024年12月19日

2024年12月19日

行ってきました。午後1時過ぎから、日没までの3時間で、つまみ食いするように、あえて人気の大場所を選んで、3ヶ所、苔の洞門・姫鱒橋・旧米軍キャンプ場を、少しずつ、叩きました。実釣が2時間程度の釣行でした。水温は、1ヶ所だけの測定で、5.1℃でした。ターンオーバーの進行は、ここに来て、滞っているようです。旧有料道路で湖をのぞき込むと、まだまだ緑色が濃いです。ターンオーバーは、「まだまだ先の話…」という感じでした。


この日は、天気予報では「弱い風」でした。「せいぜいさざ波。最悪ベタ凪。」を覚悟して行ったのですが、意外と、荒れてました。「これなら十分釣れる」という湖面でした。


釣果は1匹でした。53cmのブラウントラウトです。先月からずっと、バカの一つ覚えのように、下手くそな、ミノーのジャークを続けてます。釣れたのは、苔の洞門でした。期待通りとは言えないサイズでした...。ただし、今の自分の技量では「このサイズが精一杯なんだろうな…」とも、思いました。この他には、チビの仕業であろうエビが、何度かありました。それから、意味不明の派手なエビが、1回ありました。おそらく、頭の良い、良型なんだと思います。しかし、食わせ切りませんでした。姫鱒橋の定番のポイントに、しっかり、居ました。全体としての印象は、「着くべき場所に、着くべき魚が着いている...」です。


あと、年内に1〜2回、行きたいですが、仕事の進行次第です。もしかしたら、今日が、今年最後の釣行になってしまうかもしれません。「ブログ書いてる暇があったら、仕事しろよ!」と、もう1人の自分が言ってます。

仕事に戻ります。  


2024年12月14日

2024年12月14日

様子を見に行ってきました。今日ものんびり、お昼過ぎに札幌を出発し、午後2時過ぎから、日没までの2時間を、湖岸で過ごしました。

産卵前の荒喰いのシーズンは、「終了しただろう...」と見込んでいました。そこで、釣果を得るなら、次のチャンスは「ターンオーバーの完了」です。12月は、寒いんで、経験が少ないです。ただし、少ない経験からですが、ざっくりとしたイメージは、あります。水温が5℃を切ると、ターンオーバーがほぼ完了し、湖水の透明度が、一気に上昇します。「透明」という表現がぴったりの、支笏湖らしい、澄み切った水になります。と同時に、ブラウントラウトが、安直に釣れるようになります。(脚注:誤解がないように、補足します。産卵前の荒喰いシーズンより、難易度が一気に下がる...という意味です。もしくは、3〜4月の春シーズンと同じ程度に釣りやすい...という意味です。)

とりあえず、今の時点の水温を、把握しに行ってきました。一ヶ所だけですが、測ってみると、5.2℃でした。「これなら、少しは、魚がシャローに差してきていそう…」と、期待がもてました。ただし、透明度は、まだ低いです。ターンオーバーまで、まだ、時間が必要に感じます。


虹鱒橋と大崎橋の間の、人気のポイントに、降りました。雪の上に新しい足跡があり、今日、すでに1人か2人、ここを叩いたようでした。波は、良かったです。


叩かれたあとなので、「ここは、食わせで、フィネスの釣りだろう…」と考えて、1時間ほど叩きました。しかし、無反応でした。そこで、ジャークでリアクション狙いの釣りに切り替えました。すると、5投目に、エビがありました。これで「あらま、いるんだ!」と、気付かされました。その後、何度か、エビがありました。ただし「間違いなく、チビだろうな…」という感じのエビでした。で、そろそろ終了…という時に、ようやく重みが乗りました。46cmのブラウントラウトでした。


複雑な感想だけが残った、釣行でした。50m程度の範囲を叩いたのですが、エビの分布から、間違いなく、岸際に、少なくとも4匹のブラウントラウトがいました。エビの感じから、どれもチビだと思います。運よく、1匹はフッキングしてくれたのですが、やっぱり、チビでした。他の3匹も、同じ程度のサイズだと思います。そして、こんな程度のサイズを相手にしても、フッキングに持ち込むのに「こんなに苦労するんだ…」と、改めて、自分の下手くそ加減を、思い知らされました (脚注:というか、フッキングが、かなり確率の悪い、運任せになっています。しっかり、フロントフックにガッツリ食わせることが出来れば...と、いつも思うのですが、その頻度が、低過ぎです。ほとんどゼロに近いです)。

ただし、シーズンが、すでに始まっていることは分かりました。これは、吉報でした。「今日 来ておいて良かった...」と、この点は、思えました。この感じだと、風不死岳の麓(95から98)は、この程度のサイズなら「20〜30mの間隔に1匹は確実にいる」と思って、問題ないと思います。

最低限、60cmはある、まともなサイズを釣って、年末を迎えたいです。通える範囲内で、しっかり、通い込む予定です。  


2024年12月09日

2024年12月09日

今日、やっと時間が作れたので、行ってきました。のんびりと、午前11時から、4時間、叩いてきました。まず、水温です。4地点で測って、平均で、6.3℃でした。産卵のための、遡上の真っ盛りであることが、推測されます。「産卵前の荒喰い」シーズンも、終わりつつある状況のようです。今週末は、もう終わっていると思います。

この日は、出発の時から「もはや、産卵前の荒喰いのシーズンが、終わってるかもしれない…」という不安がありました。そこで「出来る限り、遡上河川の美笛に近いところで釣りたい」と、考えていました。そして、南岸を車で流すと、支笏湖トンネルの美笛側が空いていました。そこで、ここで駐車して、湖岸に降りました。美笛方向に、叩いていきました。


湖面は、穏やかな感じでした。ただし、最低限の湖面のざわつきは、常にありました。時々、強めのさざ波が来ました。

前日に、シコバカさんから「ニジマスが絶好調らしい。1日で5匹釣った人もいたそう…」と、情報を仕入れてました。そこで、ブラウントラウトを釣るためには、前提として「ニジマスに喰われない釣りが必要」と、判断しました。そこで、大きめのミノー(14cm前後)を使い、念のため、テールフックを外して、釣りをしました(大きめのミノーでも、ニジマスがテールフックに掛かることがあります…)。軽くダートさせて、誘いました。


結局、エビばかりでした。とんでもなく、反応は、多かったです。20回まで数えましたが、あとは、面倒くさくなって、やめました。遠浅のエリアですが、20mも投げれば、十分でした。数投に一投の頻度で、反応がありました。今日の時点で、まだ、腐るほどの数のブラウントラウトが、シャローを占拠しています。

しかし、フッキングは、1回もありませんでした。

「やらかしてしまった…」と、ただひたすら、反省が残る1日となりました。  


2024年12月01日

2024年12月01日

今朝、行ってきました。風不死岳の麓で、先行者のいなかった範囲で、日の出から2時間、叩きました。自分の釣りが成立するには、波が足りなかったです。70cmくらいのブラウントラウトが、少しだけ、追尾して、見切って、去って行きました。反応は、これだけでした。


仕事で追われて、釣りする時間を作るのが、厳しいです。今日も、札幌に戻って、そのまま休日出勤の職場で、1日の残りの時間を過しました…。年内に、まとまなサイズのブラウントラウトを獲るの、果たせないかもしれないと、焦ってきました…。  


2024年11月26日

2024年11月26日

今年は食道癌に翻弄されまくりましたが、ようやく 今日、丸一日分の時間が作れて、支笏湖で釣りができました。実質的に、今日が、2024年の初釣りです。ニナルの奥に入りました。天気予報では「午前は晴れて穏やか。午後は曇って東南の風が吹く。」でした。午後の南東の風に、期待していました。午前8時に、到着した時点では、ベタ凪でした。


しかし、午前中に3回、強めのさざ波が来ました。1回目のさざ波で、重みが乗ったものの、ノットが切れて、バラしました。重みから、50cm前後のブラウントラウトでした。この時点では「今日はチョロいな。またすぐ釣れるだろ」と、なめてました。


2回目のさざ波で、ニジマス51cmが来ました。


「本番は午後」と期待して、ニナルとフレナイの中間の沢のあたりで、風を待ちます。しかし、お昼を過ぎても、一向に風が来ませんでした。仕方ないので、ベタ凪の中、叩きながら、ニナルに向かって移動し始めました。反応は、全く無かったです。


午後3時半、そろそろ薄暗くなってきた頃、ようやく、待っていた南東の風が吹き始めました。そこそこの波になりました。南岸に慣れていると「強い波」とは言えませんが、北西岸は風裏のベタ凪になりやす立地です。貴重な波です。


ここで、反応が1回ありました。ピックアップ寸前に、重みが乗りました。岸から2〜3mのところです。重みから、60cmあるかないか程度のブラウントラウトでした。5秒程度して、すっぽ抜けました。食いが浅かったようでした。おそらく、食うかどうか?迷いながら、追尾してきて、最後の最後に、甘噛みしてフッキングした…。しかし、刺さったのは、しっかり刺さる口の奥ではなかった…。という感じだと思います。

これで、状況が掴めました。この時期、相変わらずですが、渋いです。もう少し正確に書くと「この時期のブラウントラウトは、賢い」です。この程度の波だと、得意の近距離戦は、ほとんど太刀打ちできないです(春なら、これだけ波があれば、しっかり食わせられます)。今の自分の技量だと、せいぜい、50cm前後のブラウントラウトかニジマスか、そんな程度しか、騙せません。

5月に大がかりな手術をして、足腰がえらく弱りました。今回、電動アシスト付きの折りたたみ自転車を買って、活用しました。便利で、本当に、助かりました。途中1回、林道の入り口で、降りて、林の中を自転車を押す必要がありますが、それさえやれば、林道からニナルに降りていく分岐まで、行けました。帰り道が、本当に、楽です。


最後に水温です。5地点で測って、平均で9.5℃でした。ここ数年の、11月の水温低下のペースから、先週の金曜日(1/22)か土曜日(11/23)あたりに、水温10℃を切ったようです。ですから、現在、本番のシーズンに「入りたて」の状態です。ここ数年のペースから、来週末あたりまで、多分 2週間程度、産卵を目指すブラウントラウトを狙う釣りが、出来そうです。


年内に、もし時間が作れたら、あと数回行って、まともなサイズのブラウントラウトを手にしたいと考えています。  


2024年10月06日

ブログの中断のお知らせ

こんにちは。このブログを訪ねていただいて、ありがとうございます。支笏湖のシーズンが始まるタイミングですが、癌の術後療法の副作用が強くなったため、しばらく、釣りは断念し、仕事だけに専念することにしました。支笏湖の釣り、楽しまれてください。  


Posted by 寅 at 12:44Comments(7)管理人