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Posted by naturum at

2018年11月24日

支笏湖2018年11月23日

方法:岸からの釣り
月齢:16
気温:日平均-3.3℃ (-5.1~-1.4℃)
水温:8.7℃
時間:7時間半 (午前6時半〜午後3時)
反応:9回
釣果:2尾


この数日の雪で、札幌も支笏湖も一気に冬に入った。

この日は低気圧が東に離れるタイミングで、早朝から北北西〜北西風の予想だった。この予報が当たれば、フレナイ〜ニナル間にも横波が伝わる。ただし、天気図から西風の可能性もあった。この場合、このエリアは風裏のべた凪になってしまう。「ギャンブルするぞ。賭けるよ」と考え、日の出の6時半にフレナイ河口に到着。見事に期待外れのべた凪だった。「日が昇ると、急に吹き始めることもある」と念じたが、その期待も裏切られた。水温8.7℃。しっかり10℃を切っている。


仕方がない。「丸一日、西岸にいれば、どっかで短時間でもチャンスがあるはず」と開き直るしかなかった。とにかく、投げてみた。最初の2時間は、べた凪の中、当たり前の無反応。何一つ無かった。「午前2時に札幌を出発して、車と歩きで4時間半かけて、これ?」と、意気消沈。

2時間したところで「喰わせられるかも」と「無理かも」の境目のような、弱い波が出た。


直後に、グゥ〜っとルアーを力強く引っ張るのが伝わったが、乗らない。さらに1時間後、ルアーがピタリと止まったが、やはり乗らない。「晩秋は、相変わらず、とんでもなく渋い」と感じた。「春なら乗るだろ?」と何度も愚痴が出た。

いつもなら、このままニナル方向に進むが、この日は久しぶりに、オコタンまで歩いた。自分の釣りに合ってない場所で、ここに来るのもギャンブルだった。まず、フレナイから続く砂浜150m程度。無反応。次いでオコタン河口の周囲200m程度。一回だけ、ルアーが強く引っ張られたが、乗らなかった。フレナイ〜オコタン界隈を5時間かけて叩き続け、ショートバイト3回で終わった。


睡眠不足で「もう帰りてぇ...。寝てぇ...」としか思わなかったが、ニナルとフレナイの中間地点の沢に来て、やっと「これなら絶対喰わせられる」と思える波が立ち始めた。


再開2投目に小気味良く重みが乗った。48cmのブラウントラウト (13:08)。釣りを初めて6時間半で、ようやく乗ってくれた。


その約30分後に60cmのニジマス (13:41)。




しかし、良い波は、この30分程度で終わってしまった。

波が収まれば、安直なヒットは全くなかった。グイッと引っ張るようなショートバイトが3回。乗ってそのままジャンプしてバレたのが1回。今日は、ルアーに反応する魚が一気に増えた。しかし、強い波がなければ、丸飲みは1度もなかった。「晩秋なので渋いのは仕方ない」と痛感した1日だった。しかし「確実にブラウントラウトのシーズンに入った」と実感できた1日でもあった。

午後3時「これ以上やっても無駄」と感じ、終了。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。  


2018年11月17日

支笏湖2018年11月17日

方法:岸からの釣り
月齢:10
気温:日平均●℃ (●~●℃)
水温:10.1℃ (10.0〜10.3℃)
時間:4時間 (午前6時〜午後2時)
反応:1回
釣果:1尾


earthさんの「earthの支笏湖・Rock'n Roll Fishing!」を読んで「間違いない。この週末は本番に入っている」と安直に期待していた。天気予報は北北西風。来る途中で確認したアメダスでは北北東風。「南岸も西岸も波が来る。過去2回通り、ニナルで問題なし。しばらく、ここで様子の変化を見よう」と判断した。ところが、期待した波がなかった。午前6時開始。

水温は4カ所で測った。10.0℃、10.0℃、10.3℃、10.0℃。平均で10.1℃。もうほとんど10℃。今日この日、本番に入っていて、全く問題ないと思える水温だった。


「これならいける」と期待したが、ニナル一帯を3時間かけて叩いて、エビが2回だけだった。手に伝わる反応は全くなかった。「今日はまだ駄目か?」とも思ったが、不安が1つあった。ニナルの南側のワンドは、ミノーで狙うにはブレイクが遠目のエリア。この1〜2年は、10〜15gの大きめなミノーで叩いていた。しかしもう、行き詰まり感と、マイブームが去った感が、すでに強くなっている。

この3週間、小さな一口サイズで、よく飛んで、トゥイッチで操作しやすいミノーを探しながら、このニナル一帯を叩いていた。smithのチェリーブラッドLLS70が、ダートが素晴らしかった。「リップが無いのに何で?」という動きをする。しかし、喰わせきれない欠点があった。そこで、代役が欲しくて、この3週間、ZIPBAITSの渓流用のリッジSやリッジフラットのリップを折って、交代させながら使っていた。


LLS70には及ばないが、動きは全然悪くなかった。「これなら十分。細いナイロンなら飛ぶ。多分、春の南岸で武器の1つになる」と確信できた。しかし「晩秋の渋さに対抗出来るか?」に、自信が持てなかった。もしかしたら、デカいブラウントラウトがウヨウヨ居るのに、ルアーの選択と操作を間違っただけかもしれない。その不安が強くなった。

「慣れた場所で慣れた釣り方」を試さないと、いかん」と感じ、フレナイとニナルの中間地点の沢まで歩いた。ここで午前10時に再開。湖面は「良い波」と「穏やかな湖面」が交互に来た。ここからニナルに向けて、数年前まで毎年やっていた、いつも通りの釣りをやってみた。4時間叩き続けた。良いサイズのブラウントラウトが居れば「最低、ショートバイトはあるはず」と期待できる。無反応なら「まだミノーの釣りの本番ではない」と判断できる。


結局、4時間叩いて、反応は25cm位のブラウントラウト1尾だけだった。しかも、足下でようやく乗ったヒットだった。「外している...」と実感。反応はこれだけ。ショートバイトも、追尾も、なかった。「ここまで反応が無いのか...」とガックリした。この時期に、1日に1〜2回は見る、沖でのランカーサイズのイルカジャンプも、今日は見れなかった。


「自分の得意な釣りが活きるシーズンは、まだ始まっていない」と、自分に言い聞かすしかなかった。と同時に、なんか「来週こそ、本当に、まともなサイズに遭遇できるんだろうか?」と、不安になってきた。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。  


2018年11月10日

支笏湖2018年11月10日

方法:岸からの釣り
月齢:3
気温:日平均11.2℃ (6.4~14.8℃)
水温:11.3℃ (11.1〜11.7℃)
時間:3時間 (午前6時〜午前9時)
反応:0回
釣果:0尾


「先週の11.8℃と比べて、この一週間で、水温がどの程度下がったか?」が、この日の一番の疑問だった。天気予報が「午前中は南東風」と予想していたので、この日もニナルに入った。日の出前に入り、まず、水温を測った。距離を150m以上離して3カ所で測って、11.2℃、11.1℃、11.3℃。平均で11.2℃。帰路でモラップで測って11.7℃。この値を入れると平均11.3℃。まだ、11℃台で、10℃に達していない。先週から0.5〜0.6℃下がった程度だった。


天気は曇り時々晴れで、天気予報通りの風は吹かず、べた凪に近い湖面の条件。午前6時過ぎに開始。ロッドを握る手に伝わる反応は、1回もなかった。エビが1回だけ。こんなことをするのはブラウントラウトしか考えられないので、少しは、居るには居るようだった。いつものことだが、エビは、ダートとダートの合間の、ラインが完全に弛み、ミノーがフラ〜ッとしている時に体当たりされるので、サイズがほとんど読めない。

それから、1回、デカいジャンプがあった。魚の姿は見れていない。ドッボ〜ン!とデカい水音で顔を上げて、湖面を見ると、大きな水柱が立っていた。岸から30m程度。音の大きさから70〜80cmは間違いなくありそうだった。十分に、ミノーの射程距離内。しかし、その周囲を叩いても無反応だった。「波があれば、反応が違っていたのか?」と気になるが、確認する手段もない。

可能な限り繊細にトゥイッチしたが「この波では、どう頑張っても食わせられない」と感じた。この一帯を4時間かけて丹念に叩くつもりだったが、3時間で集中力が切れてギブアップ。午前9時に終了。手に伝わる感触では、何も起こらなかった。しかし、エビやジャンプはあり、少しずつ、気の早い連中が、シャローに差し始めているような印象も受けた。とは言え、定番のポイントで無反応だった。「着くべき場所に着いていない」という印象も強い。湖面がべた凪に近いこともあり「なんか、よく分からない。水温を測った以外に、来た意味はあったのか?」という言葉しか出てこない釣行だった。

今日の時点での週間予報でも、まだ雪の予報がない。いつになったら本番らしい状況になるのか?、さっぱり分からない (https://tenki.jp/leisure/camp/1/2/23002/3hours.html を引用)。


帰り支度の時間帯から、天気予報とは真逆の西風が吹き出した。帰りの車で、南岸に良い波があるのが見えた。「空いてる場所があったら、波がある場所でのミノーへの反応を見たい」と感じたが、要所要所、全て、複数台の車があり、押し入って投げるほどの気力もなく、断念。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。

■ヒグマ情報■

今日、とんでもなくデカい、ヒグマの吠える声がありました。まさしく「吠えてる!」という感じの声です。こういうのは、支笏湖では初めて聞きました。ニナルの南側のワンドにいる頃、午前8時過ぎです。湖岸から50mとか100mは奥に入った辺りから聞こえてきました。その20分程度後に、もう1回ありました。距離があるので、私相手の威嚇ではないと思います。とは言え、シカとの威嚇の仕合いでもありません。前後にシカの叫び声はありませんでした。

この日も、林道を歩いて美笛のゲートとニナルを往復しました。鈴と笛で、騒々しくして歩いています。それさえしておけば、往復の最中に、恐怖を感じることは何一つありませんでした。「音さえ出しておけば大丈夫。何の問題もなし」という感じです。
  


2018年11月04日

支笏湖2018年11月3日

方法:岸からの釣り
月齢:25
気温:日平均9.8℃ (5.6~14.9℃)
水温:11.8℃ (11.5〜11.9℃)
時間:3時間半 (午前6時〜午前9時半)
反応:2回
釣果:1尾


1ヶ月ぶりの支笏湖。この日は11月の最初の週末。ブラウントラウトの産卵直前のシャローでの荒食いが始まる水温10℃以下になっているか?を、とにかく知りたかった。この日の天気予報は、午前中は微風。午後は南東風。勝負は午後になりそうな感じ。ただし、天気図から西風も十分にありそうだった。

とりあえず、午後の南東風にも西風にも備えられるように、ニナルで午前6時開始。この日の行動は、午後の風向き次第。南東風が吹けばニナル〜フレナイ間を叩き、西風なら南岸の空いた場所に入る予定だった。天気は快晴。湖面は、べた凪だったり、そこそこの波だったり。交互にやって来た。




まず、ニナル河口を起点に奥に向かって叩いた。開始2投目に、重みが乗り、直後に抜けてしまった。引き方から明らかにブラウントラウト。重みから50cm程度。2つ驚いた。1つは「いるいる、ちゃんといる」。もう1つは「叩かれ続けてる河口の魚とはいえ、このサイズでも、食いが浅い。どこまで渋いのか?。勘弁してよ」。

さらに叩き続け、気になるポイントに到着。晩秋シーズンにだけ、ブラウントラウトが付きやすいポイントがある。いつも不思議に思うが、ここでは何故か、春〜初夏シーズンは一切ブラウントラウトの反応がない。しかし、この場所で、無反応だった。これを確認した時点で、水温を測った。5分かけて、表示が完全に安定するまで、しっかり測った。すると11.5℃。まだ、10℃に達していなかった。(その後、距離をおいて11.8℃、11.9℃。さらに帰路の途中のモラップで11.9℃。間違いなく、この日の時点では、10℃に達していなかった)。まだ、ブラウントラウトの本番のシーズンには入っていなかった。

次いで、ニナル河口から南側のワンドを叩いた。ここでも、ブラウントラウトの反応は無かった。反応したのは30cmに満たないニジマスだった (8:02)。


しかも、釣れたのが、ブラウントラウトのシーズン中なら、40cm前後のブラウントラウトがよく付くポイントだった。「ここでニジマスが出るようなら、今日はやるだけ無駄だろ...」と実感できた。

念のため、さらに叩き続けて、無反応を確認し、開始3時間半後の午前9時半に、この場所を見切った。車に戻ってから「予定通り、午後の風を待って、波が少しでも高いエリアを叩くか?」とも考えた。ニジマス狙いは問題ないし、ブラウントラウトも居ない訳ではない。結局「水温10℃まで待った方がよい。本番前のここで頑張るのは、歳が歳だけに、体力の無駄。馬鹿げてる」という気持ちが勝ち、ここで終了。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。