ナチュログ管理画面 淡水釣り 淡水釣り 北海道・東北 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2020年12月27日

更新の目処が立ちません...(笑)

このブログを訪ねていただいて、ありがとうございます。釣行記録の更新は、ちょっと目処が立ちません。これは昨日の、12月26日(土)の午後の虹鱒橋の様子です。午後1時過ぎに開始しました。波もあり、吹雪で、写真で見る限りでは「釣れないはずがない」抜群のコンディションでした。


しかし、釣りになりませんでした。気温–7℃で風速4mでした。全てが凍ります。リールが雪や水の飛沫を拾うたびに凍り、開始1時間で、ハンドルを巻けなくなりました。現在、ラインスラッグを十分に出すデッドスローの釣りを試みています。これが災いしました。ライントラブルが頻発しました。トラブルの度、切りました。結局、開始45分で新品の100mが30mになりました。強い波と、凍った湖岸の石や岩で、身の危険を感じ、スゴスゴ退散しました。この日、この周辺は、表面が凍ってツルツルの岩の上に、新雪がフカフカに乗っていました。一歩毎、恐怖感が強かったです。


こんな訳で、3月一杯までは毎週釣りに行くつもりでしたが、現在は、天候待ちです。「晴れた、小春日和の暖かい日はべた凪。釣れる気がしない...」。「波が立てば、風がひどいし、えらく寒い。ラインもガイドもリールも、ガチガチに凍る。釣りにならない...」。悩ましい季節となりました。

年末までに、まともなサイズのブラウントラウトを1本獲りたいと、考えていました。チャンスがあれば行くつもりです。現在、毎日、予想天気図をにらみつけています...(笑)。しかし「行っても、そもそも魚釣りの行為すら出来ない...」と、ガックリする日が増えそうです。

現時点で水温5.5〜6℃です。これは、暖かい水温です。春なら、5月のGW明け程度です。多分、4℃まで下がれば一気に魚が増えるはず…と期待しています。そこまで、のんびりと、コツコツと通い、釣りの行為自体が最低でも2〜3時間は成立したら、釣果の有無に関わらず、釣行記録を更新する予定です。  


2020年12月25日

2020年12月25日

月齢:10
気温:日平均 –2.7℃ (–5.4〜0.0℃)
水温:5.9℃ (5.8〜6.0℃)
時間:4時間 (午前11時〜午後3時)
反応:1回(エビ0回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回・バラシ0回)
釣果:1尾


デッドスローの修行3日目。前回から二週間ぶりの釣りになってしまった…(先週は寒くて怠慢した)。先週、ようやく規模の大きな寒波がやって来た。雪も降ったし、風も吹いた。今日は期待していた。「先週の寒波でターンオーバーが完了し、水温4℃になり、産卵とは関係のないブラウントラウト達がディープからやって来て、3〜4月並みの魚影になってるかもしれない…」。都合よく、そう考えていた。

水温は5.9℃だった。4℃まで、まだ1.9℃もある。甘い期待は、完全に外れた。午前11時に94kmで開始。東に向かって叩いた。波は申し分なかった。


開始1時間後、根掛かりのような重みを感じ、ロッドをゆっくり立てると、生命感があった。60cmのブラウントラウト。




ミノーの後ろから丸呑みしていた。しかし、ブレイクのショルダーが岸から10m程度の場所で、その数m岸側、水深1m弱の辺りで乗った。ちょっと、食うのを躊躇したようだった。渋いのかもしれないし、釣り方が的を外しているのかもしれないし、自分の技量が下手なだけなのかもしれないし...。さっぱり分からない。ここは、今後も通い込んで、しっかりヒントを得たいと感じた。

4時間かけて、1kmを叩き続けて、結局、反応はこの1回だけだった。「ほとんど居ないのか?」それとも「居るのに無視するのか?」は、慣れない釣りのため、未だ、よく分からない。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。   


2020年12月12日

2020年12月12日

月齢:27
気温:日平均 ●.●℃ (–●.●〜●.●℃)
水温:6.8℃
時間:5時間半 (午前10時半〜午後4時半)
反応:2回(エビ0回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回・バラシ0回)
釣果:2尾


デッドスローの修行2日目。午前10時半、先行者がちょうど去った後の、支笏湖トンネルの東側に入った。十分過ぎる良い波だった。石や岩がゴロゴロしている数百mを、2時間かけて叩いた。


反応は1回だけ。ゆっくり重みが乗った。40cm程度のニジマス。


ブラウントラウトの反応は、全く無かった。居ないのか?、無視されてるのか?、さっぱり分からない。見事な位の無反応。

ついで、支笏湖トンネルの西側。88kmで、帰り支度をしている車を見つけた。午後1時半、ここに入れ替わりで入った。トンネル方向に向けて、等間隔で叩いた。波はそこそこ。時折、強めになったり、弱めになったり。


2時間、何もなかった。先週に反応した場所も、何もない。「この波で、何で反応がない?」と、さっぱり理解できなかった。

午後3時半になったところで「夕まずめはトンネル下で心中しよう」と考え、歩いて移動。午後4時に再開した数投目に、軽いが、引ったくるような、小気味よいヒットがあった。51cmのブラウントラウト。「渋さ」なんか微塵も感じさせない、「ノリノリ」という形容詞がふさわしい乗り方だった。


不思議な印象の1日だった。ブラウントラウトの唯一の反応は、あまりに安直なヒットだった。誰がどんなルアーを投げても喰いそうな、そんな乗り方だった。思いっきり引ったくったし、ルアーを丸呑みしていた。これだけ気持ちよく反応するなら「1日で5匹以上獲れてもおかしくないだろ?」と期待させてしまうような、高反応だった。

しかし5時間半叩いて、ブラウントラウトの反応は、これ1回だけだった。

ちぐはぐした「何これ?」という印象だけが残る1日だった。

まだ基本的な状況が掴めていないが、何となく「ミノーで狙えるブラウントラウトの数は、かなり少ない。しかし、波がある中で遭遇してしまえば、驚くほど簡単で、安直に釣れる」という見方が、適切な気がしてきた。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。   


2020年12月10日

2020年12月10日

月齢:25
気温:日平均 1.7℃ (–1.0〜4.8℃)
水温:7.2℃ (7.1〜7.3℃)
時間:3時間半 (午前11時〜午後4時)
反応:1回(エビ0回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回・バラシ0回)
釣果:1尾


今年の晩秋は、試したい事が沢山あった。しかし通い込めず、果たせなかった。今日から1つずつ、年内一杯、確認を続ける予定。この日の水温は7.2℃。ターンオーバーは完了しておらず、透明度はまだ低い。ミノーへの渋い反応はしばらく続くはずなので、この時期に学んだことは、来年の晩秋に役に立つはず。そう、自分に言い聞かせた。

課題は2つ「喰わせ重視のトゥイッチ」と「デッドスロー」。難関は後者。去年の晩秋に「やっぱりデッドスローしかないのか…」と痛感し、今年は、9月や10月に、いくつかのルアーを買い込んでいた。

デッドスローの強さは、15年以上前に「凄いぞ!」と痛感していた。当時、自分なりに武器にしていた。しかし、いつの間にか、やめてしまった。どうしても「退屈でイライラして、耐えられない。何より『待ち』の釣り。ハマると強いが、学習され、見切られたら終わり。『釣れそうで釣れない』地獄が延々続く。仕掛けていく要素が見つからない...」と、シンドイ気持ちになる。10年近く前に、丸一年かけて強いトラウマを経験し、それ以来、全くこの釣りをしていない。

今日は気圧配置が最悪で、風が弱い1日だった。丸一日、全域が鏡状態、もあり得た。幸い、到着時は弱い西風で、風不死岳の麓に最低限の波が立っていた。人気の98kmに、今日は珍しく、先行者がいなかった。ここで午前11時に開始。波は弱かった。


「デッドスロー用に」と用意したうち「支笏湖でこんなの投げる人は、絶対にいない」と確信できるルアーで開始した。仕掛ける要素を残した釣り方をした。

1投目に、軽い重みが乗った。30cm程度。小さいが、嬉しい1尾だった。「この釣り方は、全然駄目という訳ではない」と、ホッとさせてもらった。「感謝」の一言しかない1尾だった。デッドスローの初日「首の皮一枚、何とか、つながってる...」という気分。


この後、2時間かけて周囲を叩き続けたが、無反応。「結局、98kmの涸れ沢の、第一等地の河口に、このサイズが1尾だけ、このエリアの主として、陣取ってるだけなのかもしれない…」と感じた。ただし、波が弱過ぎただけかもしれないし、この釣りではこのサイズが精一杯だっただけ...なのかもしれない。その可能性は否定できないが、「産卵前の荒喰いは、10日以上前に終わり、今はもぬけの殻」という気持ちも、芽生えてしまう。

今年は通い込めていない上、経験の浅い南岸の晩秋のため、何が起きても、状況が掴めず「よく分からない」に陥ってしまう。正直、しんどい。

午後2時には風向きが変わり、微かな南風になった。支笏湖トンネルの西側にも、さざ波が立ち始めた。先週に魚を確認した88kmに入るつもりで移動した。しかし、支笏湖トンネルと美笛キャンプ場のゲートの間に、7台の駐車があった。しかも、先週叩いた範囲に4台。混み過ぎ。この一帯は断念。

仕方なしに、ニナルまで歩いた。しかし到着時には、再度風向きが変化していた。西岸一帯が風裏となり、ほぼ完全なベタ凪。「やるだけ無駄。帰ろう」とも思ったが、「来た以上は叩こう」と自分に言い聞かせ、1時間半叩いた。無反応だった。


午後4時に終了。

結局、波の条件の悪い中、合計3時間半だけ叩いて終わった。「この釣りは期待できるか?」は、今のところ、不明のまま。あと数回、今度は波がしっかりあるときに、再挑戦する予定。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。   


2020年12月03日

2020年12月3日

月齢:18
気温:日平均 –1.3℃ (–3.2〜1.1℃)
水温:水温計を紛失
時間:6時間 (午前8時〜午後4時半)
反応:4回(エビ1回・ショートバイト3回・追尾0回・反転0回・バラシ0回)
釣果:0尾


晩秋の月齢18に、フローティングミノーを使い、リアクション狙いの釣りをすると、春のような高反応が得られるのか?。これを調べるために釣行。この日は、弱い西風〜西南西風の予報だった。風は予報通りだった。南岸の湖面を道路から観察すると、支寒内から西側が鏡状態。東の端っこから叩くことにした。午前8時に、モーラップ橋で開始。波はそこそこ。1時間叩いて無反応。次いで、樽前橋〜紋別橋。ここも、1時間叩いて無反応。


合計2時間、全く触れてこない。「何もないは、有り得んだろ?」と、不安になった。水温が分からないが「もしかしたら、すでに産卵のために、遡上河川の美笛に去ったのかもしれない…」と感じた。

95kmまで行き、湖全体を観察。この時点で、明確な波の流れはなく、全域、さざ波だった。「支笏湖トンネルの西側に行こう」と判断。


88kmに入って、トンネルに向かって叩いた。湖面は、べた凪の一歩か二歩程度手前。しかし、遡上河川の美笛が視界の中にある釣りなので、安心感がある。時折、強めのさざ波になった。


開始30分で2回のショートバイトがあった。ミノーをダートさせた直後、ラインがたるんで、ミノーがフラリと漂っている時に、ロッドを握る手にしっかり伝わる程度に、数秒間、触れてきた。「居る。ここなら居る」と一安心。しかし、その後の2時間半は、何も無かった。

「トンネル下まで叩く」と「心中するならニナル」の二択で悩み、後者を選択。ニナルはほとんどべた凪だった。


ワンドの真ん中辺りから、河口に向けて叩いた。2投目に、さっきと全く同じショートバイト。その後、ニナル河口を渡った数投目に、ミノーが水面から飛び出した。フック2つに絡まったエビ。先週と同じ反応だった。岸から5m程度の、ブレイクのショルダーの真上。

薄暗くなり、午後4時半、終了。

今日の最大の成果は「今回、釣り方が、完全に的外れだった」と、何一つ迷いなく確信できたことだった。

もう一つ、印象的なことがあった。べた凪に近い湖面でも、しっかりミノーに触れてくる。ブラウントラウト自体は、かなり元気で活性が高い。好奇心も、かなり旺盛。「的を得た釣りさえ見つかれば、きっと、何の問題もなく、安直に釣果を伸ばせるんだろうな…」という印象を受けた。しかし、その手段は、見当もつかない。「丸一日かけた試行錯誤を、何度も繰り返して、ヒントを見つけないと、晩秋の南岸は、永遠にショートバイトとエビに終始するんだろうな…」と、痛感した1日だった。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。