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Posted by naturum at

2021年01月24日

2021年1月24日

月齢:10.9
気温:日平均 –3.9℃ (–8.4〜0.4℃)
水温:4.1℃ (3.8〜4.3℃)
時間:8時間 (午前7時〜午後5時)
反応:3回(エビ1回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回・バラシ0回)
釣果:2尾


先々週と先週で「魚は少ない。釣果を得たいなら、日の出から日没まで、ひたすら叩くしかない」という印象を受けた。今週はさすがに、覚悟ができた。この日は月齢11で、リップの付いたミノーが効果的な条件。ただし、天候は期待できそうにない。北海道が東と西から高気圧に挟まれている。無風やべた凪もあり得る1日だった。

「どこに入るか?」悩んだが、午前6時時点のアメダスが東風だったので、88km〜支笏湖トンネル間に入ることに決めた。ところが、入った時には東風がやんでいた。加えて、日の出の時間には、要所要所に先行者がいた。「真冬の早朝に、こんなに人が集まるのか…」と、驚いた。1時間半、先行者の間を叩いた。無反応だった。


国道に上がって「次はどこに行こう?」と考えていると、南東方向から波がやって来た。そこで、西岸を叩くことにした。国道からの降り口で、午前9時に再開した。降り口の砂浜は無反応。ついで、美笛河口の両側を叩いた。この日は珍しく、誰も居なかった。


するとようやく、軽い重みが乗ってくれた。45cmのブラウントラウト。岸から10m程度、ブレイクのショルダーの真上で、フロントフックを食ってくれた。完全に、理想的なヒットだった。「さすが月齢11。助かった」とホッとした。


その後は、べた凪になったり


強い波が出たり。湖面はコロコロ変化した。美笛からニナルに移動し、午前11時半に河口の南側のワンドで再開。奥に向かって、叩いて行った。


最初の反応に遭遇するまで、3時間半かかった。ミノーをダートさせた後、2秒程度ミノーを漂わせて、ゆっくり浮上している最中、弛んだラインが引き込まれていった。しかし、ラインが張ってロッドに重みが乗る前には、ラインが止まってしまった。ミノーは、エビになって戻って来た。しかも、3つあるフックの、一番後ろのテールフックが、リーダーに絡まっていた。「賢い。多分、デカい」と確信できる反応だった。波が強い条件での反応だったが、食わせられなかった。

ニナルとフレナイの中間程度に位置する砂利浜までを叩ききった(上の写真辺り)。この時点で午後4時。積雪が深く、その先を歩くのが難しかった。仕方なく、戻ることにした。悔しいので、ジャーク用に買っていた、初めてのルアーを試してみた。開始30分で、重みが乗ってくれた。46cmのブラウントラウト。


薄暗がりの5時まで叩いたが、反応はこれだけだった。

複雑な気分になった1日だった。丸一日叩いて、釣果自体は出た。月齢11に助けられた部分もあったが、ホッと安心できる結果だった。サイズは可愛いが、気分的に、ボウズとは雲泥の差。

しかし今日は、デカそうな奴に遭遇してしまった。しかも、エビで終わってしまった。このパターン、この数年で何度もやらかしている。対処法に進展が何一つない。この悔しい気持ちが、強く残ってしまった。結局、丸一日叩いて、騙せた魚は全て50cm以下。このサイズしか居なかったのではなく、このサイズしかフッキングに持ち込めなかっただけ。

このことを、改めて、思い知らされてしまった。

課題というか、自分の技量の下手クソさ加減を、しっかり自覚させられた1日だった。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。   


2021年01月16日

2021年1月16日

月齢:2.9
気温:日平均 –0.6℃ (–5.6〜3.9℃)
水温:3.1℃
時間:7時間 (午前9時〜午後5時)
反応:1回(エビ0回・ショートバイト1回・追尾0回・反転0回・バラシ0回)
釣果:0尾


先週の釣行で「ミノーに反応する魚は、かなり少ない。焦らずに、のんびりと、遭遇するまで通えばよい」という教訓を得た。せっかくなので、課題も作った。「苦手なエリアに通い込み、慣れる」。2つのエリアに苦手意識があった。「95km〜94km」と「トンネル下〜88km」。ともに人気のエリアで、人が多い。これが理由で、避けがちだった。たまに叩いても、勝手が分からない。釣果も今ひとつ。釣れても、釣れなくても、「よく分からなかった…」という欲求不満が残る。

この日は、日最高気温の予想値がプラス6℃と、暖かい1日だった。「暖かい」というだけで、勝手に期待した1日でもあった。

この日は、深夜から早朝にかけて、ドッサリと雪が降った。午前8時時点で、車道部分だけ、除雪が終わっていた。路肩は雪だらけ。4WD機能のない車のため、安全に停められるのは苔の洞門だけだった。そこで、ここに停めて、94kmまで歩き、ここから東に向かって叩いた。


午前9時開始。開始時は、さざ波程度。水温を測って驚いた。3.1℃だった。先週より1℃低い。明らかに、4時間前までにどっさり降った雪が原因、としか思えない(脚注:この日の夕方には3.5〜4.0℃に上昇したので、これはまず間違いないです)。この測定で「ミノーで狙える魚は、先週よりさらに少ないだろうな…」と覚悟が決まった。出来ることは1つ。「日没まで投げ倒す」だけ。そしたら「もしかしたら」があるかもしれない。


1時間もすると、風も波も強くなった。強すぎて、ルアーのキャストも操作もままならない時間帯もあった。


結局、5時間半かけて95kmまで丁寧に叩き、何一つ無かった。見事な位の無反応。この時点で、午後2時半。3連敗を避けたいので、トンネルの西側に行った。この頃には、路肩に突っ込んで駐車した轍が沢山あった。そのうちの1つに停めさせてもらった。

午後3時半に88kmで再開。波は、ザワザワ程度。車が多かった。駐車の轍の跡も多かった。相当な人数が入ったようだった。「これだけ叩かれた後では無理だろ...」という気にもなったが、他に選択肢がなかった。トンネルに向かって、叩いた。


開始30分後、いきなりルアーがピタリと止まった。しかし、すぐに抜けた。これで「魚は居る。しかし、えらく渋い…」と理解した。薄暗がりの午後5時まで1時間半、叩き続けたが、反応はこれだけだった。

結局、7時間叩いて、ショートバイトが1回だけだった。散々な結果だが、新しいことを学んだ満足感も、しっかりあった。この日は、気象庁の10日間予報(https://tenki.jp/leisure/camp/1/2/23002/10days.html)で、先週から、最高気温が6℃と予想されていた。「きっと、釣れるだろう」と安直に期待していた。

この日の暖かさの原因は、低気圧の通過だった(天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用)。


低気圧は、暖気(暖かくて湿った空気)を北海道まで運んできてくれた。その結果、暖かな空気が、暖かな1日にしてくれた。ガイドも凍らず、快適な1日だった。しかし一方で、湿った空気が、かなりの量の雪を降らせた。その結果、一気に、水面付近の水温を急低下させてしまった。

結局、この日は、気温だけなら、今年最も暖かい1日だった。しかし、水温だけなら、おそらく今年最も冷たい1日だった。「気温が暖かければ、水温も穏やかなはず…。魚の活性も高いはず…」みたいな安直な期待は、完全な的外れになる事がある。「冬は、こういうことがあるんだ…」と、実体験を通して、しっかり学べたのが、なぜか嬉しい1日だった。

「仕方ない。こういう日もある。来週も、投げ倒すのみ」と、潔い気持ちになれた釣行だった。  


2021年01月11日

2021年1月11日

月齢:27.4
気温:日平均 –7.8℃ (–10.6〜–4.9℃)
水温:4.1℃
時間:3時間 (正午〜午後3時)
反応:0回(エビ0回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回・バラシ0回)
釣果:0尾


この日はもともと、釣りを予定していなかったが、確認のために行ってきた。

2日前の前回、ターンオーバーが完了したことを確認した。当然、魚が増えることを期待した。ところが、ミノーに反応する魚が、全然、少ない。とは言え、1回だけあったヒットの乗り方では「安直に食ってくれる」という印象を受けた。「こんなにガッついて食うなら、もっと釣れてよいはず。しかし、釣れない…」。とても、チグハグした印象を受けた。

疑問が1つあった。前回は、リップが付いた、オーソドックスなフローティングミノーを使った。このタイプは、効く時はとことん効くが、嫌われる時はとことん嫌われる。そこで「リップがないミノーだったら、もっと反応があったのでは?」という疑問が、残ってしまった。これを、確認しに行ってきた。

正午、95kmで開始。94kmに先行者の車があったので、大崎橋方向に向かって叩いた。波は抜群。水温4.1℃。この日は、体感での気温が低かった。顔と指先が「寒い」というより「痛い」。一番得意な釣り、トゥイッチで叩いた。


大崎橋まで、3時間かけて叩いて、何も無かった。1尾たりとも、触れてこなかった。

今のところの印象は「居れば、しっかり反応してくれる。しかし、滅多に居ない。釣果を決めるのは『遭遇できるか?』の運のみ」という感じ。ただし、遭遇できれば、サイズアップも期待できるようだった。この前日、「支笏湖ルアーで大物を (https://ameblo.jp/sicobakasikobaka/)」のシコバカさんから「デカいのに、フック折られて逃げられた」という連絡をもらっていた。

「めげずに通っていれば、きっと、たまには良いこともある」程度の気分で、しばらくは、あまり期待せずに通ってみる予定。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。   


2021年01月09日

2021年1月9日

月齢:25.4
気温:日平均 –8.1℃ (–9.8〜–5.2℃)
水温:3.9℃
時間:5時間 (午前11時〜午後4時半)
反応:2回(エビ1回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回・バラシ1回)
釣果:0尾


2021年の最初の釣行。この冬は、トゥイッチやデッドスローの練習をしたいと考えていたが、ライントラブルが起こりやすい釣りなので、せめて気温が–2℃より高くあって欲しい。しかし、寒波の影響で、一向に、気温が上がらない。結局、フローティングミノーで釣りを再開することにした。

この日は月齢が25と26の狭間で「昨日か今日、ミノーへの反応のピークがあるかもしれない」と期待できた。午前11時、95kmに入った。波は抜群。まず水温。3.9℃だった。間違いなく、ターンオーバーが完了している。「もう3〜4月と同じ魚影のはず」と、期待した。その上、開始2投目で重みが乗った。ネットの準備に手間取り、左手でロッドを握っている間に、暴れられ、抜けてしまった。波で魚体は見えなかった。重みから、ブラウントラウトなら50cm台半ば程度。


バレて終わったが、これで「今日は楽勝!」と確信した。「大崎橋までに2〜3尾は獲れる」と、この時点では自信が持てた。「一気に魚影が増え、今日はフローティングミノーへの反応も良い。釣れないはずはない。」としか思わなかった。東に向かって叩き始めた。

ところが、その後がサッパリだった。1時間半後にやっと、エビが1回。さらに無反応のまま1時間が過ぎ、大崎橋の300〜400m手前で、刺し網と思われるオレンジ色のブイが現れた。先月下旬には、虹鱒橋にこれがあった。


「となると、この先は、刺し網で魚が抜かれたエリアである可能性が高い…」と感じた。そこで、中断して95kmに戻った。今度は94kmに向かって叩いた。波は、開始時と比べると落ち着いていた。しかしそれでも「十分」と思える波。


しかし、2時間叩いて、何もなかった。午後4時過ぎ、薄暗くなり始めた時点で終了。

よく分からない1日だった。水温から、ターンオーバーは確実に完了している。12〜1月の釣りの経験が乏しいが、記憶する限りでは、ターンオーバーが完了するとブラウントラウトの魚影が、実感できるレベルで増えた。ところが今日は、開始2投目を除けば、見事なくらいの無反応だった。「一体、どういうこと?」という疑問だけが残った釣行だった。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。