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Posted by naturum at

2025年01月06日

2025年1月6日

行ってきました。お昼に3時間、叩きました。この日は、自分にとっては、調査みたいな釣行でした。

去年の5月に、食道癌の手術をしました。声帯を切除しました。声を失いました。かつ、血液のCa濃度を高く維持する代謝を、失いました。毎日、朝晩に、カルシウム補給の薬を飲んでます。しかし、大した効果がありません。その結果、手足の指先に、慢性的な痺れがあります。この程度なら、まだ良いですが、氷点下の気温で釣りをすると、手が麻痺します。これを、前回の1月2日の釣行で、体験しました。スナップに付けたルアーを外すのに、20分かかりました。釣り用のベストを脱ぐのに、10分かかりました。参りました…(笑)。

そこで「暖かい日の釣りを試すしかない…」と判断しました。1月や2月の厳寒期の「暖かい日」と言ったら、条件が決まっています。低気圧が、北海道に近づき、「まさに北海道の真上を通過しようとする」タイミングです。今日は、ちょうど、そのタイミングでした。下の図は、今朝の天気図です。こんな条件の時は、2つのことが起こります。1つは、低気圧が、南から暖気を連れてきてくれて、暖かい...です。今日は、プラス3℃前後の、かなりの暖かさでした。


もう1つは、ほとんどの場合、支笏カルデラが雲で覆われ、ほとんど風が吹かず、湖面が穏やかになる...です。低気圧の接近のタイミングでは、天気予報で「強めの東風」と予想されることも多いです。しかし、ほとんどハズレます。下の写真は、今日の湖面です。冬季では、「暖かい」を選択する以上、90%以上の確率で、それは「べた凪」を意味します。


今まで、波がある条件で「ミノーの近距離戦」ばっかりやってきました。この釣りが、一番楽しくて、好きです。そこで、今日の湖面が、一番、苦手です。これまで、ずっと、避けてました。しかし、仕方ないと諦めて、あえて、今日を選んで、やって来ました。

まず、南岸を走って、湖面を観察しました。微かな西風があり、南岸で一番湖面が穏やかなのは「美笛のゲート〜支笏湖トンネル」のエリアでした。そこで、あえてここを選んで、叩きました。「最低3時間、この湖面で、ミノーをダートさせて、どんな反応があるのか?」を、調べました。

結果、釣果は、チビが1匹でした。雑に作ったイケスから逃げられて、写真も撮れず、体長も測れずに終わりました。見た感じで、40cm前後です。顔つきが、いかにも「子ども」という感じの個体でした。「こんなチビを虐待しに、俺は、わざわざ、ここまで来たのか...」と、「こんなチビしか、俺には、釣れないのか...」で、情けなくなりました。

それ以外では、エビが5回でした。

全体としては、「こんな湖面でも、意外と、反応する…」という印象を受けました。魚影自体は、支笏湖の全域、どこでも、濃いようです。ブラウントラウト自体は、「どこにでも、まんべんなく居る...」と感じました。

相変わらず、フッキングさせられません。今日は、指先が動くので、エビのたびに「これは不正解…」と、ミノー自体を変えたり、カラーを変えたり、フックを、タイプの異なるものに交換したり…と、小手先の試行錯誤を小まめにしました。しかし、全く、効果はありませんでした。せっかく、シーズンに入ったのに、ストレスばっかりの釣行が続いています。

水温は、1ヶ所だけでの測定です。今日は、4.4℃でした。ターンオーバーの完了には、まだ日数がかかりそうです。


全然楽しくない釣行ばかりが続いています。しかし「投げ続けなければ、何もヒントが得られない」と自分に言い聞かせて、また、時間が作れたら、愚直に、行ってきます。  


2025年01月02日

2025年1月2日

行ってきました。2024年の年内に、まともなサイズ(60cm以上)を獲りたいと目指していたのですが、結局、時間が作れませんでした。年が明けてしまいましたが、やっと、時間が作れました。お昼から日没まで、4時間、叩きました。

まず、水温です。1ヶ所だけの測定になります。3.9℃でした。ターンオーバーの完了の目安の、4℃に達しました。水温を見る限り、ターンオーバーが完了したように見えます。


ただし、湖をのぞき込んだ感じだと、まだ、ターンオーバーしていないです。下の写真は、第7覆道と第6覆道の間の駐車スペースで撮った湖面です。水に沈んでる消波ブロックから、その先の5m位までの範囲を見てください。緑色が濃くて、底が、はっきりとは見えないです。こうした湖水を観察する限り、まだ、ターンオーバーは、完了していないようです。セミパターンを除外したら、おそらく誰にとっても、ブラウントラウトが一番釣りやすいのは、3月から4月下旬までの範囲だと思います。この、支笏湖の釣りが一番楽しい季節は、湖水が完全に透明になり、(下の写真の)今は緑色の範囲が、無色透明になって、底がはっきり見えるようになります。今のところ、まだ、その状態には、至ってないです。


厳寒期から早春にかけての、湖水の変化は、これまでしっかり観察してきませんでした。今年は、良い機会なので、ブラウントラウトのルアーへの反応の変化とともに、しっかり観察したいと思いました。

前回に釣果のあった苔の洞門で始めようと思ったのですが、先行者の車が数台ありました。そこで、さらに先に進むと、支寒内の駐車スペースが空いていたので、ここで始めました。波は、良かったです。ここで2時間叩いて、次いで、先行者が帰ったあとの苔の洞門で、さらに2時間叩きました。


結果は、惨敗でした。

ブラウントラウトの魚影自体は、濃いです。まず、支寒内で、エビが6回でした。普段なら、反応が1〜2回程度のエリアです。6回もの反応に、ビックリしました。と同時に、全部がエビで、自分の下手くそさ加減を、思いっ切り、痛感させられました。苔の洞門では、エビが4回あった上、ミノーの位置で、大きなモッコリした波紋が1回あり、岸際までの追尾が1回ありました。苔の洞門は人気エリアだけあって、湖岸は足跡だらけでした。正月休みですが、叩かれまくっているようです。しかしそれでも、反応の数は、しっかり多かったです。

結局、4時間投げ続けて、合計12回の反応でした。平均すると、20分に1回の頻度で、反応がありました。しかし、全て、フッキングには持ち込めませんでした。コツコツ、チマチマ、ではあっても、試行錯誤を続けているつもりなのですが、全然、通用していないです。「ホントに下手くそ…(笑)」と、思い知らされた、初釣りとなりました。