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Posted by naturum at

2016年05月30日

求む 魚種判定

こんにちは。将さんという方から、支笏湖の初フィッシュの書き込みがありました。70cmの魚で銀ピカで、斑点がほとんどなく、「ブラウントラウトか?、他の魚種か?」今一つ自信に欠ける...とのことでした。写真を載せます。


顔つきを見る限り、ブラウントラウトのように思いますが、私はこれほど銀ピカのものを釣ったことがなく、かつ、ブラウンとニジマス・アメマス以外に釣ったことがありません。そこで、私も、今一つ自信にかけます。

いろんな魚種を釣られていらしてる方のご意見を、コメント欄に書き込んで頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。  


Posted by 寅 at 12:59Comments(17)

2016年05月29日

支笏湖2016年5月28日

方法:岸からの釣り
月齢:21
気温:日平均 15.0℃ (7.9~21.5℃)
水温:8.6℃ (8.0~9.3℃)
時間:7時間半 (午前3時半〜午前11時)
反応:6回
釣果:1尾


経験のない初夏シーズン。「今日から勉強」と初心に戻り、観察することを目的に行ってきた。今日の課題は2つだった。1つめは時間帯。ターンオーバーした期間(11月〜5月上旬)は、マズメ時でなくても、日中に問題なく釣れる。しかし、水温が上昇する初夏シーズンは「朝マズメや夕マズメが良い」と聞いてきたし、読んできた。となると「朝の場合、午前何時までなら大丈夫なのか?」それを調べる必要がある。2つめの課題は「得意なミノーの釣りは、この時期でも通用するのか?」だった。この日は、通い慣れた西岸で、ブラウントラウトに食わせるのに1番信頼しているミノーで押し通すつもりだった。その反応が知りたい。

この日の日出は午前4時。午前3時にポイントに到着し、午前3時半頃、空がうっすら明るくなってきたところで開始。開始時は良い波が立っていた。その後、落ち着いてしまった。北西の風のため、風裏の条件になってしまったようだった。湖の中心部では常に波があるのに、ここでは、時々、風がやって来る時だけ良い波が立った。


5投目に、ゆっくり重みが乗った。61cmのブラウントラウトだった(3:45)。ブレイクのショルダーが岸から5m程度の場所で、その沖側1〜2m程度のところで乗った。




この時点で「何の問題も無し。今まで通りの得意な釣りで、この時期も何の問題もなくやっていける」と確信した。ところが、この後、どんどん自信が壊れていった。午前9時半までの5時間の間に、5尾のブラウントラウトが反応してきた。全て、波が良い状態になった時だけだった。このうち3尾は、水深50cm程度まで追尾して来て、この水深程度になったら、そのまま去って行った。サイズは40〜50cm程度。これ以外に、クイッと1回引っ張るショートバイトが1回。クイックイッと2回引っ張るショートバイトが1回。ブレイクのショルダーの真上辺りで、魚体が確認できなかった。

「あり得ない」という印象だった。ターンオーバーした期間(11月〜5月上旬)なら、反応した7割近くはフッキングしていた。しかしこの日は、40cm台の魚にさえ、こんなチビにさえ、完全に見切られていた。「活性が低い」というより「完全に外した攻め方をしている」としか思えなかった。加えて、反応してくる場所が、ターンオーバーした期間とは全く異なっていた。「マジッ?ここで?何故?」ばっかりだった。

最後まで同じルアーで押し通すつもりだったが、「もしかしたらサイズを落とせば食うかもしれない」と感じ、サイズを落として同じ操作をやってみた。すると今度は、20〜30cm程度の、アメマスやウグイ、ブラウントラウトの幼魚の猛攻にあってしまった。






こうした外道を10数尾釣った後、もとのルアーに戻したが、反応がない。午前11時「これ以上やっても無駄」と感じて、終了。

この日に学んだ項目は3つだった。第一に、ターンオーバーした期間(11月〜5月上旬)に培った釣り方は、初夏パターンでは完全に役に立たない。この日の1尾の釣果は完全にマグレ。もしくは日の出前だからの幸運。この日、痛烈に思い知らされたのは「同じブラウントラウトなのに、ターンオーバーした期間と今のブラウントラウトは、ルアーへの反応の仕方を見る限り、全く別の魚種」だった。

第二に時間帯。ミノーに反応したブラウントラウトの最後の1尾は午前9時半だった。水面直下でミノーで釣りをする場合、午前9〜10時頃が時合の終了かもしれない。この時間以降、セミを水面で補食する水柱が目立つようになった。この時間帯になると、水面近くを意識する魚は全て、セミに専念しているのかもしれない。時間帯については、今後、さらにデータを増やす必要があると痛感した。この日の場合、セミの鳴き始めが午前6時頃。大音量になり始めたのは午前8時頃だった。

第三にブラウントラウトの濃さ。今まで、支笏湖のミノーの釣りの最盛期は3月下旬から5月上旬だと思っていた。先週と今週の経験から、岸から狙えるブラウントラウトの数は、今の時期の方が、早春(3月下旬〜5月上旬)より数倍多い印象を受けた。自分がこれに気付けなかったのは、水温7〜8℃で突然に訪れるパターンの変化に対応できなかっただけ。ただ単に、数多くのブラウントラウトに無視されてただけ。この事に、今日初めて、気付かされた。

悔しいことばかりだが、教訓の多い1日だった。


気圧配置図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。FJ_30_WA_SH   


2016年05月23日

支笏湖2016年5月22日

方法:岸からの釣り
月齢:15
気温:日平均 18.0℃ (11.4~26.2℃)
水温:7.7℃ (7.3~9.4℃)
時間:10時間 (午前7時〜午後5時半)
反応:6回
釣果:0尾


仕事が少し楽になり、2ヶ月弱ぶりの釣行。ただし、行くかどうか悩んだ1日だった。何よりも、満月の月齢15。得意なミノーの釣りでは、せいぜい追尾かルアーを小突くようなショートバイトが精一杯。加えて、数日前からの予想天気図で「べた凪に時折さざ波が入る程度」としか期待できない天気。しかし、息抜きしたい一心で、午前6時過ぎ、旧有料道路に到着。

まず、ガードレール沿いに湖面を覗き込みながら数百m程度を散歩。湖水にはすでに淡い白濁が入っていた。水深0.5〜1m以内のシャローで、40cm台程度のブラウントラウトがウロウロしているのを5個体ほど見つけた。ブラウントラウトがいない場所では、ウグイがウロウロ。数十m程度の沖では、アメマスの群れがライズしていた。湖面は、到着時点では鏡状態に近いべた凪。水温は8℃近い。「早春のパターンは完全に終わっている」と実感させられた。


「この条件で何するの?」としか思えなかったが、3月下旬に「これは意外と凄い」と思えたジグの釣りをとことん練習することにした。午前7時に開始。2km弱程度の範囲を5時間やってみた。25cm前後のアメマスが数匹ヒットしただけ。ブラウントラウトの反応は渋かった。開始1時間程度で、ピックアップ寸前で50cm弱のブラウントラウトが強く小突いてきた。同じような小突く感触が3回。いずれも、水深15〜20mまで沈めたジグを5〜10m程度上げてきた中層辺り。いずれも、トゥイッチとトゥイッチの合間、ダートしたジグがゆっくり減速して一瞬動きを止める辺りだった。ジグを咥えたと思える反応は1つもなかった。


終了間際に弱い南風が吹き始め、そこそこ程度の波が立ち始めた。そこで「老化予防の運動」と割り切って、休憩してから、さらに範囲を広げて5時間、淡々と同じ作業を繰り返した。しかし何一つ良くはならなかった。小突くようなショートバイトが3回あっただけで、午後5時半に終了。何のヒントもないまま終わってしまった。「このジグなら」という期待があっただけに、落胆が大きかった。使い始めて2回目なので、今日が特別悪かったのか?、前回が特別良かっただけなのか?、それすら分からなかった。

5月下旬〜7月上旬は、夜釣りは過去にとことんやり込んだ経験があるが、日中は全く経験がない。今年はボウズを重ねる覚悟で、6月一杯、ヒントが見つかるまでコンスタントに通う予定。


気圧配置図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。