2019年05月23日
支笏湖2019年5月23日
方法:岸からの釣り
月齢:18
気温:日平均 ●℃ (●〜●℃)
水温:未測定
時間:2時間半 (正午半〜午後6時半)
反応:4回(エビ0回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回)
釣果:3尾
約2週間ぶりの釣り。「1日釣りをすると、筋肉痛がダラダラ続き、集中力を欠いて仕事に支障をきたす」。一方、「あと1ヶ月もすれば、前半戦が終了する。ヤバい」で、ジレンマを感じた2週間だった。ここからは「月齢を選んで、効率的に釣りをしたい」という気持ちが強くなった。土日にも少しずつ仕事を進め、月齢18の今日、午後から釣りをする時間を作った。
この日は、支寒内〜苔の洞門の範囲から湖面に風が吹き込み、放射状に波が広がっている状況だった。お昼に南岸に到着。まず、支笏湖トンネル〜美笛入口間で、駐車のない場所に入った。前回、この一帯は、藻類のゴミが吹き寄せられて壊滅状態だった。その後が気になっていた。幸い、どこかに流されたようだった。正午半に開始。波はそこそこ。

開始30分後、重みが乗った。しかしネットに入れる前に、身切れで外れてしまった。50cm台前半程度。ネットに収められなかったが「月齢18は今年も健在」と確信できた。ただし、太陽が真上から照りつける快晴で、強めのさざ波程度の湖面。「サイズアップは難しい」と判断。「この晴天なら、せめて向い風が欲しい」と感じ、この場所を見切った。美笛に行き、林道を歩いてフレナイに入った。
午後3時前、フレナイ河口で再開。波は、絶好ではないが、十分にあった。

開始20分で重みが乗った。62cmのブラウントラウト(15:12)。普段は反応がない場所でのヒットだった。「出会い頭」という印象の1本。


さらに叩き続けたが、後が続かなかった。1時間叩いたところで「おかしい」と痛感。条件が良ければ、反応することが多い2カ所が沈黙した。ここで中断。釣果は得たが「ブレイクに付いてる魚自体がかなり少ない」と感じた。「ニナルまで等間隔で叩いたら、小さい子の追加が1本か2本はあるかもしれない」とも感じた。一方で、「これだったら、水通しの良い大場所でギャンブルした方がよい」とも感じた。後者を選んだ。
日没までの時間を考えると「ニナルとトンネル下の2カ所を叩く」が精一杯と判断。
セカセカと湖岸を歩き、40分でニナルに到着。午後4時半に再開。この頃には風が弱まり、強めのさざ波程度になっていた。

まず「出れば良型」と思える範囲を叩いた。ここで43cm(16:47)。この範囲で、こんな小さなサイズは初めてだった。

「今日は駄目だ。ブレイクに付いてる良型と遭遇するのは、宝くじ並みの確率」と、今日の状況を、ようやくしっかり理解した。次いで、サイズは選べないが、普段、魚影が最も濃い場所で数投した。無反応だった。「これ以上やっても無駄」と感じ、ニナルを30分で切り上げた。
次いでトンネル下で午後6時再開。すでに、ほぼべた凪に近い状態だった。「月齢18。何が起きるか分からん」と自分に言い聞かせ、叩いた。

開始30分後に50cm(18:25)。

ここでギブアップ。「サイズアップは、無理。自分の下手さじゃ、絶対不可能」と諦めた。午後6時半、終了。
釣りをした時間は、合計で2時間半。午後から始めてヒット4回。釣果3本。普段の週末なら「今日は良かった。さすが月齢18」と喜べたが、仕事のやりくりをして、有給を取ってまでして来る日ではなかった。仕事に専念した方がマシだった。「お前は馬鹿か?」という腹立たしい感情だけが残った釣行だった。
結局「セミの季節になり、岸際がブラウントラウトの捕食の主要な場の1つになるまで、辛抱するしかない」と、強く感じた。よくよく考えれば、あと1〜2週間もすれば、この状況に入るはず。

天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。
月齢:18
気温:日平均 ●℃ (●〜●℃)
水温:未測定
時間:2時間半 (正午半〜午後6時半)
反応:4回(エビ0回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回)
釣果:3尾
約2週間ぶりの釣り。「1日釣りをすると、筋肉痛がダラダラ続き、集中力を欠いて仕事に支障をきたす」。一方、「あと1ヶ月もすれば、前半戦が終了する。ヤバい」で、ジレンマを感じた2週間だった。ここからは「月齢を選んで、効率的に釣りをしたい」という気持ちが強くなった。土日にも少しずつ仕事を進め、月齢18の今日、午後から釣りをする時間を作った。
この日は、支寒内〜苔の洞門の範囲から湖面に風が吹き込み、放射状に波が広がっている状況だった。お昼に南岸に到着。まず、支笏湖トンネル〜美笛入口間で、駐車のない場所に入った。前回、この一帯は、藻類のゴミが吹き寄せられて壊滅状態だった。その後が気になっていた。幸い、どこかに流されたようだった。正午半に開始。波はそこそこ。

開始30分後、重みが乗った。しかしネットに入れる前に、身切れで外れてしまった。50cm台前半程度。ネットに収められなかったが「月齢18は今年も健在」と確信できた。ただし、太陽が真上から照りつける快晴で、強めのさざ波程度の湖面。「サイズアップは難しい」と判断。「この晴天なら、せめて向い風が欲しい」と感じ、この場所を見切った。美笛に行き、林道を歩いてフレナイに入った。
午後3時前、フレナイ河口で再開。波は、絶好ではないが、十分にあった。

開始20分で重みが乗った。62cmのブラウントラウト(15:12)。普段は反応がない場所でのヒットだった。「出会い頭」という印象の1本。


さらに叩き続けたが、後が続かなかった。1時間叩いたところで「おかしい」と痛感。条件が良ければ、反応することが多い2カ所が沈黙した。ここで中断。釣果は得たが「ブレイクに付いてる魚自体がかなり少ない」と感じた。「ニナルまで等間隔で叩いたら、小さい子の追加が1本か2本はあるかもしれない」とも感じた。一方で、「これだったら、水通しの良い大場所でギャンブルした方がよい」とも感じた。後者を選んだ。
日没までの時間を考えると「ニナルとトンネル下の2カ所を叩く」が精一杯と判断。
セカセカと湖岸を歩き、40分でニナルに到着。午後4時半に再開。この頃には風が弱まり、強めのさざ波程度になっていた。

まず「出れば良型」と思える範囲を叩いた。ここで43cm(16:47)。この範囲で、こんな小さなサイズは初めてだった。

「今日は駄目だ。ブレイクに付いてる良型と遭遇するのは、宝くじ並みの確率」と、今日の状況を、ようやくしっかり理解した。次いで、サイズは選べないが、普段、魚影が最も濃い場所で数投した。無反応だった。「これ以上やっても無駄」と感じ、ニナルを30分で切り上げた。
次いでトンネル下で午後6時再開。すでに、ほぼべた凪に近い状態だった。「月齢18。何が起きるか分からん」と自分に言い聞かせ、叩いた。

開始30分後に50cm(18:25)。

ここでギブアップ。「サイズアップは、無理。自分の下手さじゃ、絶対不可能」と諦めた。午後6時半、終了。
釣りをした時間は、合計で2時間半。午後から始めてヒット4回。釣果3本。普段の週末なら「今日は良かった。さすが月齢18」と喜べたが、仕事のやりくりをして、有給を取ってまでして来る日ではなかった。仕事に専念した方がマシだった。「お前は馬鹿か?」という腹立たしい感情だけが残った釣行だった。
結局「セミの季節になり、岸際がブラウントラウトの捕食の主要な場の1つになるまで、辛抱するしかない」と、強く感じた。よくよく考えれば、あと1〜2週間もすれば、この状況に入るはず。

天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。
2019年05月12日
支笏湖2019年5月11&12日
方法:岸からの釣り
月齢:6
気温:日平均 7.7℃ (4.6〜13.0℃)
水温:未測定
時間:3時間 (午後2時〜午後7時)
反応:1回(エビ0回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回)
釣果:1尾
この日は試行錯誤。「南岸での攻め手を増やしたい」が目的。虫のいい希望があった。「リップがないタイプで、軽いジャークで小気味良くダートし、ブラウントラウトがしっかり釣れて、かつ、南岸で戦える飛距離がでる」。「都合が良過ぎる」と思うが、この方向性での模索が必要だと、前回、痛感した。「獲る」より「経験を増やして、問題点を洗い出す」の姿勢で、少しずつ、作業を続けていくつもり。

午後から時間がとれたので、昼過ぎに南岸で、空いてる場所を探した。支笏湖トンネルと美笛の間に、帰り支度をしている車を発見し、ここに停め、午後2時開始。飛距離重視で選んだルアーをこの日は試した。予報では北西風だったが、北東風の1日だった。波は絶好の条件だった。しかし、付着藻類が剥がれたトロロ昆布状のゴミが、大量に吹き寄せられていた。ラインがこれを拾い、途中でリールが巻けなくなった。30分でこの周辺を見切った。

「向い風はリスクが高い」と感じ、車が少ない横風のエリアを探した・午後3時から、94km〜95kmを叩いた。ここも波は絶好。ゴミも少ないが、1時間半叩いて無反応。時々、ゴミが引っかかったような軽い重みがあり、ウグイやアメマスだった。全範囲を叩く気になれず、半分程度で見切った。

「夕マズメの大場所」に賭けるしかないと感じた。思い切って、風裏の丸駒に入った。午後6時過ぎに開始。

日没の午後6時46分までやって無反応。「手掛かりなし」と落胆して、試行錯誤終了。この時点で、地面は薄暗くなったが、空はまだ明るかった。「あと10投しよう」と考え、リップ付きのミノーに替えると、3投目で喰った。56cmのブラウントラウト。フロントフックに喰っていた。「今日はリップが好みの日だった...」と知って終わった。午後7時に終了。

方法:岸からの釣り
月齢:7
気温:日平均 ●℃ (●〜●℃)
水温:未測定
時間:1時間半 (午前5時半〜午前7時)
反応:2回(エビ2回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回)
釣果:0尾
昨日、何一つ学んだ気になれなかったので、早朝の1時間半だけ、叩いた。午前5時半、近場の丸駒で開始。昨日と同じ、リップが無いタイプのルアーで、軽いジャーク。昨日同様、北西の風の予報だったが、波は東からやって来た。波自体は抜群の条件だった。

45分程度叩いて、エビが2回。1回目はフロントフックがリーダーを拾っただけなので、多分、小さい。2回目は、テールフックまで、グチャグチャにリーダーが絡んだので、多分、良型。良い波なので、しっかりブラウントラウトは居たし、ルアーは生き物だと思われていた。しかし、餌ではなく、敵だと見なされていた。そんな印象だった。
次いで、同じ範囲を、45分程度かけて、リップの付いたミノーで叩いた。無反応だった。今日は、リップが嫌われる日のようだった。「どっちにしても、この波で釣れないのは、相当的外れ」と、ひたすら落胆。午前7時に終了。
飛距離を重視すると、ルアーが重くなる。ルアーが重くなると、軽い力ではダートしない。ロッドも長く、硬くなる。結局、ルアーの動きや波動が大きくなり過ぎ、餌と見なされなくなる。「昨日と今日の釣り方は、全く釣れない悪循環の方向を向いてる」と痛感した。「この試み、前途多難。出口が見つかるんだろうか?」と思い知らされた2日間だった。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。
月齢:6
気温:日平均 7.7℃ (4.6〜13.0℃)
水温:未測定
時間:3時間 (午後2時〜午後7時)
反応:1回(エビ0回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回)
釣果:1尾
この日は試行錯誤。「南岸での攻め手を増やしたい」が目的。虫のいい希望があった。「リップがないタイプで、軽いジャークで小気味良くダートし、ブラウントラウトがしっかり釣れて、かつ、南岸で戦える飛距離がでる」。「都合が良過ぎる」と思うが、この方向性での模索が必要だと、前回、痛感した。「獲る」より「経験を増やして、問題点を洗い出す」の姿勢で、少しずつ、作業を続けていくつもり。

午後から時間がとれたので、昼過ぎに南岸で、空いてる場所を探した。支笏湖トンネルと美笛の間に、帰り支度をしている車を発見し、ここに停め、午後2時開始。飛距離重視で選んだルアーをこの日は試した。予報では北西風だったが、北東風の1日だった。波は絶好の条件だった。しかし、付着藻類が剥がれたトロロ昆布状のゴミが、大量に吹き寄せられていた。ラインがこれを拾い、途中でリールが巻けなくなった。30分でこの周辺を見切った。

「向い風はリスクが高い」と感じ、車が少ない横風のエリアを探した・午後3時から、94km〜95kmを叩いた。ここも波は絶好。ゴミも少ないが、1時間半叩いて無反応。時々、ゴミが引っかかったような軽い重みがあり、ウグイやアメマスだった。全範囲を叩く気になれず、半分程度で見切った。

「夕マズメの大場所」に賭けるしかないと感じた。思い切って、風裏の丸駒に入った。午後6時過ぎに開始。

日没の午後6時46分までやって無反応。「手掛かりなし」と落胆して、試行錯誤終了。この時点で、地面は薄暗くなったが、空はまだ明るかった。「あと10投しよう」と考え、リップ付きのミノーに替えると、3投目で喰った。56cmのブラウントラウト。フロントフックに喰っていた。「今日はリップが好みの日だった...」と知って終わった。午後7時に終了。

方法:岸からの釣り
月齢:7
気温:日平均 ●℃ (●〜●℃)
水温:未測定
時間:1時間半 (午前5時半〜午前7時)
反応:2回(エビ2回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回)
釣果:0尾
昨日、何一つ学んだ気になれなかったので、早朝の1時間半だけ、叩いた。午前5時半、近場の丸駒で開始。昨日と同じ、リップが無いタイプのルアーで、軽いジャーク。昨日同様、北西の風の予報だったが、波は東からやって来た。波自体は抜群の条件だった。

45分程度叩いて、エビが2回。1回目はフロントフックがリーダーを拾っただけなので、多分、小さい。2回目は、テールフックまで、グチャグチャにリーダーが絡んだので、多分、良型。良い波なので、しっかりブラウントラウトは居たし、ルアーは生き物だと思われていた。しかし、餌ではなく、敵だと見なされていた。そんな印象だった。
次いで、同じ範囲を、45分程度かけて、リップの付いたミノーで叩いた。無反応だった。今日は、リップが嫌われる日のようだった。「どっちにしても、この波で釣れないのは、相当的外れ」と、ひたすら落胆。午前7時に終了。
飛距離を重視すると、ルアーが重くなる。ルアーが重くなると、軽い力ではダートしない。ロッドも長く、硬くなる。結局、ルアーの動きや波動が大きくなり過ぎ、餌と見なされなくなる。「昨日と今日の釣り方は、全く釣れない悪循環の方向を向いてる」と痛感した。「この試み、前途多難。出口が見つかるんだろうか?」と思い知らされた2日間だった。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。
2019年05月01日
支笏湖2019年4月30日
■脚注■ 2回分の釣行記録をまとめておきます。
方法:岸からの釣り
月齢:25
気温:日平均 8.1℃ (3.0〜16.7℃)
水温:3.8℃
時間:1時間半 (午前4時〜午後4時半)
反応:3回(エビ0回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回)
釣果:2尾
この日は月齢25。去年、この月齢では、べた凪なのに激しいショートバイトが多数あったり、ヒットがあったり、ビックリすることばかりだった。今日は「今年もこの月齢が健在か?」を確認する1日。GWの釣りは、今日1日で終わる予定にしていた。
天気予報では、朝は微風。朝9時から南南東の風。天気図を見ても、南風が吹きそうな感じだった。しかし、支笏湖の南風の予報は、経験上、8割近い確率で、実際には西風が吹いている。「どこを叩く?」が悩ましい1日だった。
えらく早起きをしてしまい、午前4時過ぎ、フレナイ河口でスタート。湖面が鏡状態での開始。

1時間半叩いたが、完全な無反応。「さすがに鏡じゃ無理か」と、当たり前の事を確認して終わった。あとは、午前9時の風の出方次第で、南風ならフレナイ〜オコタンエリアを広範囲に叩くし、西風なら南岸を叩く予定でいた。釣りはせず、散歩したり、ウトウトしつつ、湖面を眺めて数時間を潰した。
ところが9時まで待っても、何も起こらなかった。いつまでも平和な湖面。

とても波が立つような気配はなく、早起きが原因の睡魔もあり「車で休んで風を待とう」と判断。ニナルに向かう途中、挨拶した人の1人が、去年、92cmの写真を提供して下さったyasuさんだった。ちょっと雑談。ニナルに着くと、朱鞠内湖で会った方がいた。ここでも雑談。雑談中、ようやく、さざ波が出てきた。「月齢25なら、これで十分、獲れる」と期待した。

午前10時半、ここで再開。ニナルの南側のワンドを叩いた。しかし、反応がない。そのうち、強い南風と、強い波が始まった。天気予報通りだった。「やっぱりフレナイに残っておくべきだった。もしくは、ニナルに戻らず、オコタン崎に進めばよかった」と後悔。

その10分後に、ようやく軽い重みが乗った。40cm位のブラウントラウト。1時間叩いて、反応はこれだけ。フック自体はフロントに掛かっていた。「あんまり芳しくない」と感じた。「波があれば、かつ叩き続ければ、ボウズは何とか回避できる。可もなく不可もない、普段の支笏湖」という印象だった。去年感じた月齢25特有の「今日は凄いぞ!」という実感が無かった。

「フレナイ〜オコタン間に戻るか?」とも考えたが、体がしんどく、断念。早起きし過ぎを再度後悔。おそらく、この天気予報のため、ボート、カヌー、徒歩でかなりの人が集まってきていた。「近場で済まそう」と判断。「この風向きなら、支寒内から美笛入口まで横風になるはず」と考え、美笛の国道への登り口の砂浜で再開。トンネルに向けて叩いた。波の本流から外れているが、十分な波だった。

2時間かけて何もなし。「期待する反応のピークがあったとしても、明日かもしれない」と感じ、「今日は早々と、もうやめよう。明日、時間を作って、もう1回来よう」という気持ちが強くなった頃、いきなり重みが乗った。
日中の釣りでは、初めての重みだった。一方的にドラグがジージー鳴らされ、ラインが出て行く。80cm前後とは、引きの強さが桁違いだった。一方的に、ゆっくり走られた。生命感は全くない。ただ一方的にラインが出て行くだけ。サイズが全く読めなかった。
15〜20秒程度耐え、魚が止まった。「ここから応酬」と意気込み、小刻みにポンピングしたが、全く動かない。「まさか」と思い、ラインを緩めたが、やはり、動かない。根に潜られてしまった。
フックが掛かったままかもしれないので「出て来るのを待とう」考え、ラインを張ったり緩めたりしたが、何も起きなかった。「もう付いてない」と判断。腰までウェーディングし、ロッドとラインを一直線にして引っ張ると、軽い力で根掛かりが外れ、ミノーが戻ってきた。
去年から、80cm以上の重みの魚を、4尾連続で全て取り損ねたことになる。しかも今回は、桁外れのサイズ。後悔したのは、根に潜られた経験が過去に2回あった点。しかし、何一つ対策を考えることがなかった。この重みとの遭遇は、ミノーの釣りの場合、宝くじ並みのはず。馬鹿だった。
気を取り直し「トンネル下まで、あと、もう1匹、居てくれ」と念じて叩き続けたが、54cmで終わった。

午後5時終了。
後悔が大き過ぎた釣行だった。今まで、ドラグを緩めに設定し、魚とのやり取りは、ロッドを寝かせて、ジャンプもさせず、潜らせもさせず、沖に走りたければ5m程度なら走らせ、騙し騙しネットに収める方法だった。80cm前後のブラウントラウトだったら、何の問題もなかった。
技術的に問題が2つあった。1つはドラグ。このサイズから重量感が増すと、増す毎に、一気に走られる。ブレイクが浅めだと、ロッドを寝かしても根に入られた。ドラグの調整をしっかりすべきだった(後の祭りだが、本日、マイロッホでドラグチェッカーを購入)。ラインが安全なギリギリまで締め付けるべきだった。その上で「デカい」と思ったら、スプールの回転を左手で止めるべきだった。すべきことは、連中が潜りたい根に一気に走る時、力勝負で、頭を陸に向ける努力をすることだった。頭の向きさえ変えれば、違う展開になっていたはず。しかし、今回を含めて3回、その重要性を認識しないままやっていた。
その上、あまりもの引きの強さに、力任せで無意識に、ロッドを立ててしまった。「そういえば、ロッドを立てていた...」と気付いたのは、翌日だった。これも、潜らせる原因になったと思う。
もう1つの問題は、心がけだった。ロッドがヘシ曲がり、ドラグがジージー鳴った時、喜んでしまった。「凄いぞ!。これ何cmあるの?」とか、余裕なことを考えてしまった。こいつが根に入る懸命の努力を、喜びながら傍観したことになる。それよりも、バラすリスクを考え、対処すべきだった。
10年とか15年に1回遭遇できるかどうか?のチャンスを、全部、技術的な甘さで逃してしまった。多分、リップの付いたミノーは、メーカーを変えたところで、一切喰わない。このサイズなら、相当賢い。もう覚えられたと思う。居場所は分かったので、全く異なるジャンルのルアーで「しっかり良型を獲れるノウハウを見つけないといけない」とも痛感した。

方法:岸からの釣り
月齢:26
気温:日平均 ●℃ (●〜●℃)
水温:未測定
時間:2時間 (午前5時〜午前9時)
反応:0回(エビ0回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回)
釣果:0尾
この日は、行く予定がなかったが「確認が必要」と考え、朝の2時間だけ叩いた。昨日の釣行は、月齢25だった。去年は、50cm前後が中心だが、むちゃくちゃ沢山の魚が反応してきた。いつも、楽しい釣りだった。
昨日は、そんな楽しさはなかった。むしろ苦戦した。そこで「ミノーへの反応のピークは翌日だったのでは?」という強い疑問があった。そこで「朝だけ、試さないとならない」と感じて行って来た。1時間ずつ、2カ所は試したい。近場で済ませたい。そこで、丸駒と旧有料道路を叩いた。
午前5時、丸駒で開始。霧に覆われ、湖面は鏡。1時間叩いて無反応。

次いで、旧有料道路。さざ波。40cm台ばかりだが、この程度の波でも、ミノーの背後にピタリと付いてくれる程度の反応がある場所を中心に叩いた。しかし、1尾たりとも、ミノーに近づいてこなかった。

これで「反応のピークは今日ではない」と確信できた。「やっぱりピークは昨日だったのか...」と判断するしかない結果だった。
方法:岸からの釣り
月齢:25
気温:日平均 8.1℃ (3.0〜16.7℃)
水温:3.8℃
時間:1時間半 (午前4時〜午後4時半)
反応:3回(エビ0回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回)
釣果:2尾
この日は月齢25。去年、この月齢では、べた凪なのに激しいショートバイトが多数あったり、ヒットがあったり、ビックリすることばかりだった。今日は「今年もこの月齢が健在か?」を確認する1日。GWの釣りは、今日1日で終わる予定にしていた。
天気予報では、朝は微風。朝9時から南南東の風。天気図を見ても、南風が吹きそうな感じだった。しかし、支笏湖の南風の予報は、経験上、8割近い確率で、実際には西風が吹いている。「どこを叩く?」が悩ましい1日だった。
えらく早起きをしてしまい、午前4時過ぎ、フレナイ河口でスタート。湖面が鏡状態での開始。

1時間半叩いたが、完全な無反応。「さすがに鏡じゃ無理か」と、当たり前の事を確認して終わった。あとは、午前9時の風の出方次第で、南風ならフレナイ〜オコタンエリアを広範囲に叩くし、西風なら南岸を叩く予定でいた。釣りはせず、散歩したり、ウトウトしつつ、湖面を眺めて数時間を潰した。
ところが9時まで待っても、何も起こらなかった。いつまでも平和な湖面。

とても波が立つような気配はなく、早起きが原因の睡魔もあり「車で休んで風を待とう」と判断。ニナルに向かう途中、挨拶した人の1人が、去年、92cmの写真を提供して下さったyasuさんだった。ちょっと雑談。ニナルに着くと、朱鞠内湖で会った方がいた。ここでも雑談。雑談中、ようやく、さざ波が出てきた。「月齢25なら、これで十分、獲れる」と期待した。

午前10時半、ここで再開。ニナルの南側のワンドを叩いた。しかし、反応がない。そのうち、強い南風と、強い波が始まった。天気予報通りだった。「やっぱりフレナイに残っておくべきだった。もしくは、ニナルに戻らず、オコタン崎に進めばよかった」と後悔。

その10分後に、ようやく軽い重みが乗った。40cm位のブラウントラウト。1時間叩いて、反応はこれだけ。フック自体はフロントに掛かっていた。「あんまり芳しくない」と感じた。「波があれば、かつ叩き続ければ、ボウズは何とか回避できる。可もなく不可もない、普段の支笏湖」という印象だった。去年感じた月齢25特有の「今日は凄いぞ!」という実感が無かった。

「フレナイ〜オコタン間に戻るか?」とも考えたが、体がしんどく、断念。早起きし過ぎを再度後悔。おそらく、この天気予報のため、ボート、カヌー、徒歩でかなりの人が集まってきていた。「近場で済まそう」と判断。「この風向きなら、支寒内から美笛入口まで横風になるはず」と考え、美笛の国道への登り口の砂浜で再開。トンネルに向けて叩いた。波の本流から外れているが、十分な波だった。

2時間かけて何もなし。「期待する反応のピークがあったとしても、明日かもしれない」と感じ、「今日は早々と、もうやめよう。明日、時間を作って、もう1回来よう」という気持ちが強くなった頃、いきなり重みが乗った。
日中の釣りでは、初めての重みだった。一方的にドラグがジージー鳴らされ、ラインが出て行く。80cm前後とは、引きの強さが桁違いだった。一方的に、ゆっくり走られた。生命感は全くない。ただ一方的にラインが出て行くだけ。サイズが全く読めなかった。
15〜20秒程度耐え、魚が止まった。「ここから応酬」と意気込み、小刻みにポンピングしたが、全く動かない。「まさか」と思い、ラインを緩めたが、やはり、動かない。根に潜られてしまった。
フックが掛かったままかもしれないので「出て来るのを待とう」考え、ラインを張ったり緩めたりしたが、何も起きなかった。「もう付いてない」と判断。腰までウェーディングし、ロッドとラインを一直線にして引っ張ると、軽い力で根掛かりが外れ、ミノーが戻ってきた。
去年から、80cm以上の重みの魚を、4尾連続で全て取り損ねたことになる。しかも今回は、桁外れのサイズ。後悔したのは、根に潜られた経験が過去に2回あった点。しかし、何一つ対策を考えることがなかった。この重みとの遭遇は、ミノーの釣りの場合、宝くじ並みのはず。馬鹿だった。
気を取り直し「トンネル下まで、あと、もう1匹、居てくれ」と念じて叩き続けたが、54cmで終わった。

午後5時終了。
後悔が大き過ぎた釣行だった。今まで、ドラグを緩めに設定し、魚とのやり取りは、ロッドを寝かせて、ジャンプもさせず、潜らせもさせず、沖に走りたければ5m程度なら走らせ、騙し騙しネットに収める方法だった。80cm前後のブラウントラウトだったら、何の問題もなかった。
技術的に問題が2つあった。1つはドラグ。このサイズから重量感が増すと、増す毎に、一気に走られる。ブレイクが浅めだと、ロッドを寝かしても根に入られた。ドラグの調整をしっかりすべきだった(後の祭りだが、本日、マイロッホでドラグチェッカーを購入)。ラインが安全なギリギリまで締め付けるべきだった。その上で「デカい」と思ったら、スプールの回転を左手で止めるべきだった。すべきことは、連中が潜りたい根に一気に走る時、力勝負で、頭を陸に向ける努力をすることだった。頭の向きさえ変えれば、違う展開になっていたはず。しかし、今回を含めて3回、その重要性を認識しないままやっていた。
その上、あまりもの引きの強さに、力任せで無意識に、ロッドを立ててしまった。「そういえば、ロッドを立てていた...」と気付いたのは、翌日だった。これも、潜らせる原因になったと思う。
もう1つの問題は、心がけだった。ロッドがヘシ曲がり、ドラグがジージー鳴った時、喜んでしまった。「凄いぞ!。これ何cmあるの?」とか、余裕なことを考えてしまった。こいつが根に入る懸命の努力を、喜びながら傍観したことになる。それよりも、バラすリスクを考え、対処すべきだった。
10年とか15年に1回遭遇できるかどうか?のチャンスを、全部、技術的な甘さで逃してしまった。多分、リップの付いたミノーは、メーカーを変えたところで、一切喰わない。このサイズなら、相当賢い。もう覚えられたと思う。居場所は分かったので、全く異なるジャンルのルアーで「しっかり良型を獲れるノウハウを見つけないといけない」とも痛感した。

方法:岸からの釣り
月齢:26
気温:日平均 ●℃ (●〜●℃)
水温:未測定
時間:2時間 (午前5時〜午前9時)
反応:0回(エビ0回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回)
釣果:0尾
この日は、行く予定がなかったが「確認が必要」と考え、朝の2時間だけ叩いた。昨日の釣行は、月齢25だった。去年は、50cm前後が中心だが、むちゃくちゃ沢山の魚が反応してきた。いつも、楽しい釣りだった。
昨日は、そんな楽しさはなかった。むしろ苦戦した。そこで「ミノーへの反応のピークは翌日だったのでは?」という強い疑問があった。そこで「朝だけ、試さないとならない」と感じて行って来た。1時間ずつ、2カ所は試したい。近場で済ませたい。そこで、丸駒と旧有料道路を叩いた。
午前5時、丸駒で開始。霧に覆われ、湖面は鏡。1時間叩いて無反応。

次いで、旧有料道路。さざ波。40cm台ばかりだが、この程度の波でも、ミノーの背後にピタリと付いてくれる程度の反応がある場所を中心に叩いた。しかし、1尾たりとも、ミノーに近づいてこなかった。

これで「反応のピークは今日ではない」と確信できた。「やっぱりピークは昨日だったのか...」と判断するしかない結果だった。