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Posted by naturum at

2019年05月23日

支笏湖2019年5月23日

方法:岸からの釣り
月齢:18
気温:日平均 ●℃ (●〜●℃)
水温:未測定
時間:2時間半 (正午半〜午後6時半)
反応:4回(エビ0回・ショートバイト0回・追尾0回・反転0回)
釣果:3尾


約2週間ぶりの釣り。「1日釣りをすると、筋肉痛がダラダラ続き、集中力を欠いて仕事に支障をきたす」。一方、「あと1ヶ月もすれば、前半戦が終了する。ヤバい」で、ジレンマを感じた2週間だった。ここからは「月齢を選んで、効率的に釣りをしたい」という気持ちが強くなった。土日にも少しずつ仕事を進め、月齢18の今日、午後から釣りをする時間を作った。

この日は、支寒内〜苔の洞門の範囲から湖面に風が吹き込み、放射状に波が広がっている状況だった。お昼に南岸に到着。まず、支笏湖トンネル〜美笛入口間で、駐車のない場所に入った。前回、この一帯は、藻類のゴミが吹き寄せられて壊滅状態だった。その後が気になっていた。幸い、どこかに流されたようだった。正午半に開始。波はそこそこ。


開始30分後、重みが乗った。しかしネットに入れる前に、身切れで外れてしまった。50cm台前半程度。ネットに収められなかったが「月齢18は今年も健在」と確信できた。ただし、太陽が真上から照りつける快晴で、強めのさざ波程度の湖面。「サイズアップは難しい」と判断。「この晴天なら、せめて向い風が欲しい」と感じ、この場所を見切った。美笛に行き、林道を歩いてフレナイに入った。

午後3時前、フレナイ河口で再開。波は、絶好ではないが、十分にあった。


開始20分で重みが乗った。62cmのブラウントラウト(15:12)。普段は反応がない場所でのヒットだった。「出会い頭」という印象の1本。




さらに叩き続けたが、後が続かなかった。1時間叩いたところで「おかしい」と痛感。条件が良ければ、反応することが多い2カ所が沈黙した。ここで中断。釣果は得たが「ブレイクに付いてる魚自体がかなり少ない」と感じた。「ニナルまで等間隔で叩いたら、小さい子の追加が1本か2本はあるかもしれない」とも感じた。一方で、「これだったら、水通しの良い大場所でギャンブルした方がよい」とも感じた。後者を選んだ。

日没までの時間を考えると「ニナルとトンネル下の2カ所を叩く」が精一杯と判断。

セカセカと湖岸を歩き、40分でニナルに到着。午後4時半に再開。この頃には風が弱まり、強めのさざ波程度になっていた。


まず「出れば良型」と思える範囲を叩いた。ここで43cm(16:47)。この範囲で、こんな小さなサイズは初めてだった。


「今日は駄目だ。ブレイクに付いてる良型と遭遇するのは、宝くじ並みの確率」と、今日の状況を、ようやくしっかり理解した。次いで、サイズは選べないが、普段、魚影が最も濃い場所で数投した。無反応だった。「これ以上やっても無駄」と感じ、ニナルを30分で切り上げた。

次いでトンネル下で午後6時再開。すでに、ほぼべた凪に近い状態だった。「月齢18。何が起きるか分からん」と自分に言い聞かせ、叩いた。


開始30分後に50cm(18:25)。


ここでギブアップ。「サイズアップは、無理。自分の下手さじゃ、絶対不可能」と諦めた。午後6時半、終了。

釣りをした時間は、合計で2時間半。午後から始めてヒット4回。釣果3本。普段の週末なら「今日は良かった。さすが月齢18」と喜べたが、仕事のやりくりをして、有給を取ってまでして来る日ではなかった。仕事に専念した方がマシだった。「お前は馬鹿か?」という腹立たしい感情だけが残った釣行だった。

結局「セミの季節になり、岸際がブラウントラウトの捕食の主要な場の1つになるまで、辛抱するしかない」と、強く感じた。よくよく考えれば、あと1〜2週間もすれば、この状況に入るはず。


天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。