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2015年03月30日

支笏湖 2015年3月29日

方法:岸からのミノーの釣り
月齢:9
気温:日平均 5.4℃ (1.5~10.0℃)
水温:5.6℃ (5.5~5.6℃)
時間:6時間 (午前10時〜午後6時)
反応:1回
釣果:1尾


天気は薄曇りで、日最高気温が10℃まで上がった、暖かい一日だった。到着時の10時には西風が吹き、良い波が立っていた。この波は夕方に向けて、徐々におとなしくなっていった。午前10時開始。


この日の目的は、実験。先々週から「サイズアップするには、深い泳層を狙うしかない」と感じていた。かつ、以前から「ミノーにしか出せないアクションの肝心要な部分を、水面直下より深い水深で出せないだろうか?」と感じていた。酔った勢いで思いついたアイディアが7つあった。どれも「非現実的な妄想かな?」とも思うが、確かめないと次のステップがないと感じた。ボウズを喰らっても当然なので、体力的にも精神的にも被害が少ない、手軽な旧有料道路を選んだ。

まず最初に、ディープ用の候補1つめを試した。足下から急深の場所でチョイ投げしたところ、2.5秒で約1m沈んだ。ブラウントラウトの泳層が分からないが、とりあえず、1つの立ち位置で4深度、水深4m(CD10秒)、水深8m(CD20秒)、水深12m(CD30秒)、水深16m(CD40秒)を目安にフリーフォールで沈め、そこから誘い上げてみた。愚直過ぎる手際の悪さも手伝って、全く反応が無かった。しかも、ルアーの動きが期待外れだった。2時間経ったところで、この方法に自信を持てなくなり、集中力が切れ、断念。

次いで候補2つめ。開始40分後に、沈んだ流木に根掛かったような重みが乗った。ロッドをさばいて聞いてみると、魚が首を振ってる感触が伝わった。54cmのブラウントラウトだった (12:40)。水深8m程度沈めた時だった。


しかし、この方法はネチネチと誘うため、足下から数m以内にブレイクのショルダーがないと、ルアーを操作できない欠点も痛感させられた。こうした場所を道路の上から探したが、ほとんどなかった。この方法を試し始めて2時間で、根掛かりでルアーを失い、ここで終了。交通事故的な釣果は得たが、岸から釣りをする以上「この方向性に見込みはない」としか思えなかった。

寝不足のため2時間休憩し、午後4時、エリアを変えて水面直下の釣りで、確実な釣果を狙った。しかし、この頃にはべた凪に近い状況になっていた。「もしかしたらがあるかもしれない」と淡い期待を抱いて400m程度を丹念に攻めたが、反応は何一つ得られなかった。

午後6時終了。


気圧配置図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。  


2015年03月21日

支笏湖 2015年3月21日

方法:岸からのミノーの釣り
月齢:1
気温:日平均 2.8℃ (-1.5~8.0℃)
水温:5.6℃ (4.3~7.4℃)
時間:7時間 (午前9時〜午後4時)
反応:3回
釣果:3尾


天気は、若干霞んでいるが快晴。釣り始めた時点では、北東の弱いそよ風程度で、湖面は微かなさざ波程度だった。開始1時間半程度してから南西風に変わった。風は吹いたり止んだりで、吹くとそこそこに波が強くなった (下の写真)。水温はかなり変則的だった。釣りをする起点になるポイントで7.4℃もあった。これは4月下旬並みの値だった。去年も一回 (2014/3/29)、こういう状態に遭遇し、ブラウントラウトの反応がほとんどないことを経験している。この地点を離れるように歩きながら、手早くチェックし、無反応を確認した。


この日は、昨年11月から使い続けてるルアーを封印した。半年近く前に買ったまま、まだしっかり試していないルアーがいくつかある。この日はそのうちの2個だけでやってみた。ブラウントラウトに効かないはずはないと確信できるルアーなので、とにかく、実際に釣って、この2つのルアーの実力や扱い方に自信を持ちたかった。

最初の反応は、開始後約2時間経った頃、この頃が波が最も強かった。先週とほとんど同じポイントで、ゆっくり重みが乗った。48cmのブラウントラウト (10:54)。


2回目の反応は、その2投後。十数m程度離れたところで、同じように乗った。50cmのブラウントラウト (11:08)。


ここでルアーを次の1個に交換。波はそこそこある状態だが、なかなか反応が来なかった。やっと反応して来たのは、約2時間半後だった。岸から数mのブレイクのショルダーのさらに数m先で、引ったくられるような重みがロッドに伝わった。49cmのブラウントラウト(13:24)。


この頃には風が落ち着き、波がかなり小さくなってきた。次第に、弱いさざ波からべた凪程度になった。「このルアーで、あともう1尾追加したい」と強く感じてさらに2時間半頑張ったが、反応は一切なかった。やる気と集中力が途切れた。午後4時終了。

先週にせよ今週にせよ、さざ波さえあればショートバイト位はとれる釣り方をしたつもりだったが、波が弱まると、全く歯が立たない。結局、先週はチェックできなかった春の定位置に、ブラウントラウトは居たのか?、居たけど無視されただけなのか?、今一つ、というか、この点については何一つ分からないまま終わってしまった。結局この日も、50cm止まり。


気圧配置図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。  


2015年03月16日

支笏湖 2015年3月15日

方法:岸からのミノーの釣り
月齢:24
気温:日平均 0.0℃ (-2.5~2.9℃)
水温:3.4℃ (3.3~3.5℃)
時間:4時間 (午前10時〜午後2時)
反応:6回
釣果:3尾


この日は、もう1つのエリアの様子を見に行った。天気は曇り時々晴れ。予報では南風だったが、来てみたら西風だった。波は高過ぎず低過ぎず、良い感じで立っている。ただし、水温が3.4℃と低い、昨日のエリアと比べて1.5℃近く低かった。4℃より低いことから、水温は水面付近で最も低いことになる。「大丈夫か?」という疑心暗鬼を持ちながら作業を開始した。「4時間あれば400〜500m程度はできる」と考えて開始。昨年の春に反応が多かった部分をカバーするように範囲を決めて、あとは「投げる→誘う→15歩進む」の単純作業を繰り返した。


開始1時間程度経ったところで、軽く重みが乗った。30cmあるかないかのブラウントラウト (10:58)。


この約1時間後、40cm程度のブラウントラウトが追尾してきたが、岸から3m程度のところでUターンした。これを合図に、1時間程度の間、反応が相次いだ。全部で4回。1回目。昨日同様、ブレイクのショルダーの数m沖側でゆっくり重みが乗った。48cmのブラウントラウトだった (11:59)。


2回目。同じようにゆっくり重みが乗った。ロッドに少しずつ力を加えながら横にさばいていったが、動かない。「これは良さそう」と感じたが、その直後、すっぽ抜けてしまった。3回目と4回目は全く同じ。水深1m程度のところまで40cm台のブラウントラウトが追尾してきて、ルアーを咥える瞬間が見えた。そのままロッドに重みが伝わったが、すっぽ抜けた。

しばらく反応がなくなり、そろそろ終了予定の4時間が来た。「あと3投」と決めた1投目に重みが乗った。45cmのブラウントラウト (13:58)。


午後2時終了。

今週になって一気にブラウントラウトの反応が増えた。この日に反応した6個体のうち5個体は、湖岸線がわずかにワンド状になった緩やかな谷地形の両脇か谷の中心だった。こうしたポイントは、去年の春もよく反応した場所だった。このエリアも、水温は上昇していないが、確実に春のパターンに移りつつあると実感した。

ただし、2日連続で出て、サイズは50cm止まり。完全にチビ専門の釣りになっている。春が進むにつれて良いサイズが混ざってくる可能性はあるのか?、それとも、やっぱり自分の釣り方に致命的な欠点があるのか?。この1年間、使うミノーを一新し、ミノーを扱う操作法を散々試行錯誤して、食わせ方を完全に新しく切り替えた自信があった。それだけに「それでもやっぱりチビの数釣りのままなのか?」と、ショックだけしか残らない2日間となった。


気圧配置図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。  


2015年03月16日

支笏湖 2015年3月14日

方法:岸からのミノーの釣り
月齢:23
気温:日平均 -1.0℃ (-4.1~1.8℃)
水温:4.8℃ (4.4~5.4℃)
時間:4時間 (午前11時半〜午後3時半)
反応:3回
釣果:2尾


今年、まだ入っていないエリアが2つある。この日と翌日で2回に分けて「4時間だけ」と時間を決めて、様子を見に行った。天候は曇り時々晴れ。到着時はべた凪だった。しかし、開始1時間後から「この程度あればチャンスは十分にある」と思える程度に、波が立ち始めてきた。


波が立ち始めた頃、ルアーがブレイクのショルダーを数m過ぎて、ようやく見えるようになった時、後ろに40cm台程度のブラウントラウトが付いているが見えた。しかし、水深1m程度のところでUターンしてしまった。この時点では「このサイズにも見切られてしまうのか?。今日も渋いのか?」と頭を抱えた。「仕方ない。駄目なのをしっかり確認して帰ろう」と言い聞かせて、予定の4時間はしっかり作業することにした。

開始3時間後にやっと最初の反応が来た。ブレイクのショルダーの数m沖側でゆっくり重みが乗り、ヒットした。50cmのブラウントラウトだった (14:23)。


その30分後、全く同じ形でヒットした。48cmのブラウントラウトだった (14:54)。


その10分後、ルアーが近づいて丸見えになったのでピックアップするために速巻きした時点で、直後にすでに40cm台のブラウントラウトが付いていることに気付いた。「ヤバい」と思い、ハンドルを止めると、ルアーの後ろにピタリと付き、ルアーを凝視した。そのまま1回小さくトゥイッチすると、ルアーを咥えた。ロッドにも重みが伝わったので、ロッドをさばいたが、すっぽ抜けてしまった。

この3個体が反応して来たのは、湖岸からは見えない水中の岬の両端で、春にブラウントラウトがよく着きやすい場所だった。確実に、春のシーズンに入り始めていると実感した。ただし、春の定位置のどこにでもいるという訳ではなさそうだった。攻めたエリアには、もう一つの水中の岬があるが、ここは完全に無反応だった。

午後3時半終了。


気圧配置図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。  


2015年03月09日

支笏湖 2015年3月8日

方法:岸からのミノーの釣り
月齢:17
気温:日平均 0.9℃ (-2.8~5.0℃)
水温:4.7℃ (4.3~5.3℃)
時間:5時間半 (午前9時半〜午後3時)
反応:2回
釣果:2尾


1ヶ月ぶりの釣行。記憶の範囲内で、まだ月齢17で釣りができていなかった。過去の経験から、自分がやってる真っ昼間のミノーの釣りは、月齢13〜16はダメ、逆に、月齢18〜21はコンスタントに釣果が上がっていた。「月齢17はどっちなのか?」がこの日の主な疑問だった。2つめの疑問は「水面付近を意識するブラウントラウトは増えたのか?。」12月から2月上旬まで、常に「ミノーに反応する魚が少な過ぎる」と感じていた。それから、4月になるとブラウントラウトがよく付くポイントに、去年は今頃から付き始めていた。「今年も付き始めたか?」これも確認したかった。

この日は、北海道が気圧の馬の背に乗った状態で、風がほとんどなかった。天気は快晴。日最高気温の5.0℃は今年一番高い値だった。この日は、とても暖かかった。水温も4.7℃で、4月上旬の水温に近い。湖面はべた凪で、時折、鏡状態となった。午前9時半開始。


今年3回目になるエリアに入った。前回も前々回も、釣り始めの200mの範囲のどこかで、良型と思える反応があったので、まずこの範囲を丹念に攻めた。しかし無反応。この時点で「今日は厳しい」と実感。「予定したエリアを淡々と攻めて、早く帰ろう」と自分に言い聞かせ、作業をそのまま続けた。

この不安は的中し、しばらくの間、全く反応がなかった。開始1時間後に、ブレイクのショルダーの先1〜2mのところに50cm台半ばのブラウントラウトが定位しているのを見つけた。少し離れた沖側にルアーを着水させたが、目もくれなかった。リトリーブしながらルアーを近づけて行くと、そのまま深みに潜っていってしまった。明らかに、ルアーの存在に気付いた上で、ルアーを嫌っているようだった。それから、30〜40cm台のブラウントラウトが、ブレイクのショルダーの真上でぼんやり定位しているのを5尾見た。久しぶりの陽気のためか、暖をとるために日向ぼっこしているようだった。「サイトフィッシングが楽しめる」と期待したが、こちらが気付いたと同時くらいに彼らも気付き、そのまま深みに去っていった。結局、こうした魚達はみんな、補食ではなく、暖かさを求めて休憩するために、シャローに来ていたようであった。

最初の反応は開始4時間後。ルアーがブレイクのショルダーを通過して数mしたところで、ルアーが丸見えで、かつ、追尾するブラウントラウトがいなかった。そこで早巻きし、ピックアップしようとした。ちょうど、ルアーが岸から2m、水深15cm程度のところにルアーがやってきた時、いきなりブレークのショルダーから30cmあるかないか程度のブラウントラウトが凄いスピードで追ってきた。しかし、ルアーの位置にやってきた時にはピックアップしていた。そこで、数m程度離れた場所にチョイ投げすると、着水直後にルアーの真横にピタリと付き、定位しながらルアーを凝視した。そこで微かにシェイクしてみた。すると、そのままヒットした (13:38)。サイズは小さいが「こんな釣れ方をすることもあるんだ」と驚いた。


この30分後、岸から10m程度のところで、水面で波紋が広がった。水面が雲を映していて、魚体が確認できない。とりあえず、その数m横にキャストしてみた。ルアーを動かして数秒後に重みが乗った。これも30cmあるかないか程度のブラウントラウト (14:01)。


午後3時、予定のエリアを攻め切って終了。結局「この日の渋さは、月齢由来なのか?べた凪由来なのか?。それともミノーのシーズンに入っていないだけなのか?」全く分からないまま終わった。ブラウントラウトが春の定位置に付いてる感触もなかった。


気圧配置図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。