2021年01月16日
2021年1月16日
月齢:2.9
気温:日平均 –0.6℃ (–5.6〜3.9℃)
水温:3.1℃
時間:7時間 (午前9時〜午後5時)
反応:1回(エビ0回・ショートバイト1回・追尾0回・反転0回・バラシ0回)
釣果:0尾
先週の釣行で「ミノーに反応する魚は、かなり少ない。焦らずに、のんびりと、遭遇するまで通えばよい」という教訓を得た。せっかくなので、課題も作った。「苦手なエリアに通い込み、慣れる」。2つのエリアに苦手意識があった。「95km〜94km」と「トンネル下〜88km」。ともに人気のエリアで、人が多い。これが理由で、避けがちだった。たまに叩いても、勝手が分からない。釣果も今ひとつ。釣れても、釣れなくても、「よく分からなかった…」という欲求不満が残る。
この日は、日最高気温の予想値がプラス6℃と、暖かい1日だった。「暖かい」というだけで、勝手に期待した1日でもあった。
この日は、深夜から早朝にかけて、ドッサリと雪が降った。午前8時時点で、車道部分だけ、除雪が終わっていた。路肩は雪だらけ。4WD機能のない車のため、安全に停められるのは苔の洞門だけだった。そこで、ここに停めて、94kmまで歩き、ここから東に向かって叩いた。

午前9時開始。開始時は、さざ波程度。水温を測って驚いた。3.1℃だった。先週より1℃低い。明らかに、4時間前までにどっさり降った雪が原因、としか思えない(脚注:この日の夕方には3.5〜4.0℃に上昇したので、これはまず間違いないです)。この測定で「ミノーで狙える魚は、先週よりさらに少ないだろうな…」と覚悟が決まった。出来ることは1つ。「日没まで投げ倒す」だけ。そしたら「もしかしたら」があるかもしれない。

1時間もすると、風も波も強くなった。強すぎて、ルアーのキャストも操作もままならない時間帯もあった。

結局、5時間半かけて95kmまで丁寧に叩き、何一つ無かった。見事な位の無反応。この時点で、午後2時半。3連敗を避けたいので、トンネルの西側に行った。この頃には、路肩に突っ込んで駐車した轍が沢山あった。そのうちの1つに停めさせてもらった。
午後3時半に88kmで再開。波は、ザワザワ程度。車が多かった。駐車の轍の跡も多かった。相当な人数が入ったようだった。「これだけ叩かれた後では無理だろ...」という気にもなったが、他に選択肢がなかった。トンネルに向かって、叩いた。

開始30分後、いきなりルアーがピタリと止まった。しかし、すぐに抜けた。これで「魚は居る。しかし、えらく渋い…」と理解した。薄暗がりの午後5時まで1時間半、叩き続けたが、反応はこれだけだった。
結局、7時間叩いて、ショートバイトが1回だけだった。散々な結果だが、新しいことを学んだ満足感も、しっかりあった。この日は、気象庁の10日間予報(https://tenki.jp/leisure/camp/1/2/23002/10days.html)で、先週から、最高気温が6℃と予想されていた。「きっと、釣れるだろう」と安直に期待していた。
この日の暖かさの原因は、低気圧の通過だった(天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用)。

低気圧は、暖気(暖かくて湿った空気)を北海道まで運んできてくれた。その結果、暖かな空気が、暖かな1日にしてくれた。ガイドも凍らず、快適な1日だった。しかし一方で、湿った空気が、かなりの量の雪を降らせた。その結果、一気に、水面付近の水温を急低下させてしまった。
結局、この日は、気温だけなら、今年最も暖かい1日だった。しかし、水温だけなら、おそらく今年最も冷たい1日だった。「気温が暖かければ、水温も穏やかなはず…。魚の活性も高いはず…」みたいな安直な期待は、完全な的外れになる事がある。「冬は、こういうことがあるんだ…」と、実体験を通して、しっかり学べたのが、なぜか嬉しい1日だった。
「仕方ない。こういう日もある。来週も、投げ倒すのみ」と、潔い気持ちになれた釣行だった。
気温:日平均 –0.6℃ (–5.6〜3.9℃)
水温:3.1℃
時間:7時間 (午前9時〜午後5時)
反応:1回(エビ0回・ショートバイト1回・追尾0回・反転0回・バラシ0回)
釣果:0尾
先週の釣行で「ミノーに反応する魚は、かなり少ない。焦らずに、のんびりと、遭遇するまで通えばよい」という教訓を得た。せっかくなので、課題も作った。「苦手なエリアに通い込み、慣れる」。2つのエリアに苦手意識があった。「95km〜94km」と「トンネル下〜88km」。ともに人気のエリアで、人が多い。これが理由で、避けがちだった。たまに叩いても、勝手が分からない。釣果も今ひとつ。釣れても、釣れなくても、「よく分からなかった…」という欲求不満が残る。
この日は、日最高気温の予想値がプラス6℃と、暖かい1日だった。「暖かい」というだけで、勝手に期待した1日でもあった。
この日は、深夜から早朝にかけて、ドッサリと雪が降った。午前8時時点で、車道部分だけ、除雪が終わっていた。路肩は雪だらけ。4WD機能のない車のため、安全に停められるのは苔の洞門だけだった。そこで、ここに停めて、94kmまで歩き、ここから東に向かって叩いた。

午前9時開始。開始時は、さざ波程度。水温を測って驚いた。3.1℃だった。先週より1℃低い。明らかに、4時間前までにどっさり降った雪が原因、としか思えない(脚注:この日の夕方には3.5〜4.0℃に上昇したので、これはまず間違いないです)。この測定で「ミノーで狙える魚は、先週よりさらに少ないだろうな…」と覚悟が決まった。出来ることは1つ。「日没まで投げ倒す」だけ。そしたら「もしかしたら」があるかもしれない。

1時間もすると、風も波も強くなった。強すぎて、ルアーのキャストも操作もままならない時間帯もあった。

結局、5時間半かけて95kmまで丁寧に叩き、何一つ無かった。見事な位の無反応。この時点で、午後2時半。3連敗を避けたいので、トンネルの西側に行った。この頃には、路肩に突っ込んで駐車した轍が沢山あった。そのうちの1つに停めさせてもらった。
午後3時半に88kmで再開。波は、ザワザワ程度。車が多かった。駐車の轍の跡も多かった。相当な人数が入ったようだった。「これだけ叩かれた後では無理だろ...」という気にもなったが、他に選択肢がなかった。トンネルに向かって、叩いた。

開始30分後、いきなりルアーがピタリと止まった。しかし、すぐに抜けた。これで「魚は居る。しかし、えらく渋い…」と理解した。薄暗がりの午後5時まで1時間半、叩き続けたが、反応はこれだけだった。
結局、7時間叩いて、ショートバイトが1回だけだった。散々な結果だが、新しいことを学んだ満足感も、しっかりあった。この日は、気象庁の10日間予報(https://tenki.jp/leisure/camp/1/2/23002/10days.html)で、先週から、最高気温が6℃と予想されていた。「きっと、釣れるだろう」と安直に期待していた。
この日の暖かさの原因は、低気圧の通過だった(天気図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用)。

低気圧は、暖気(暖かくて湿った空気)を北海道まで運んできてくれた。その結果、暖かな空気が、暖かな1日にしてくれた。ガイドも凍らず、快適な1日だった。しかし一方で、湿った空気が、かなりの量の雪を降らせた。その結果、一気に、水面付近の水温を急低下させてしまった。
結局、この日は、気温だけなら、今年最も暖かい1日だった。しかし、水温だけなら、おそらく今年最も冷たい1日だった。「気温が暖かければ、水温も穏やかなはず…。魚の活性も高いはず…」みたいな安直な期待は、完全な的外れになる事がある。「冬は、こういうことがあるんだ…」と、実体験を通して、しっかり学べたのが、なぜか嬉しい1日だった。
「仕方ない。こういう日もある。来週も、投げ倒すのみ」と、潔い気持ちになれた釣行だった。
Posted by 寅 at 21:40│Comments(0)
│支笏湖の釣行記録