2023年11月03日
本日の支笏湖 (2023年11月3日)
本日の水温は、5地点で測定して、平均で14.2℃でした。一週間で、たったΔ–0.3℃しか落ちませんでした。先週よりも、水温低下のペースが落ちました。この一週間、札幌は、穏やかで暖かな日が続きました。そこで、覚悟はしていました。しかし、「まさか、これほどとは…」と驚きました。

11月に入って水温低下のペースが落ちることは、数年に一回の頻度で、起こります。この原因は「11月なのに、小春日和の暖かな日が続く...」です。こうしたこと自体は、珍しくはないです。ただし、平年は、12℃前後まで低下したところで、水温低下のペースが落ちました。そして、ダラダラと12℃前後の水温が続きます。こうなったら、雪が唯一の、水温低下の原動力となります。寒波がやって来て、まとまった量の雪が降ると、一晩で、一気にΔ–2℃以上低下します。そこで、まとまった量の積雪の翌日に、水温が10℃を切って、本格的なシーズンが始まります。そんなわけで、昔は「初雪が降って、冬景色になると、ブラウントラウトの季節が始まる...」という表現を、よく使っていました。
ただし、14℃前後で水温低下のペースが落ちるのは、私の経験の中では、初めてです。こうなったら「まとまった量の雪の1回分じゃ足りないのでは...?」という不安を感じます。今年は、2回、欲しいです。
昨日に発表された1ヶ月予報(https://tenki.jp/forecaster/hmochida/2023/11/02/25939.html)によると、再来週、11月の2週目(11月11日〜17日)に寒気が来るそうです。ここで、1回目の、まとまった量の雪が、降って欲しいです。
今年は「のんびりと寒波と雪を待つ...」 と 「最悪、ブラウントラウトの本格的なシーズン突入が、12月にずれ込む可能性も覚悟する...」位の心持ちでいる必要がありそうです。
最後にヒグマ情報です。今日、ヒグマが吠えているのを聞きました。場所は、支寒内から100m〜150m程度、支笏湖トンネル方向に進んだ辺りです。国道453号の山側です(湖岸側ではないです)。水温を測り終えて、車に歩いて戻る時に、聞きました。この時期、エゾシカとヒグマが突然に遭遇すると、鋭い金切声でエゾシカが威嚇し、ヒグマがドスの効いた声で吠え返すことが、あります。美笛とニナルの間の林道では、この時期、エゾシカとヒグマが威嚇しあうのは、時々、聞きます。これは、美笛の、この時期の風物詩です。
しかし、それ以外の場所で聞いたのは初めてでした。聞こえた感じから、国道から100mも離れていないと思います。意外と近かったです。数十m程度じゃないか?と思います。その位、鮮明に聞こえました。南岸は、どこでも、国道453号のすぐ近くまで、ヒグマの行動範囲が広がっている...と思っていた方が良さそうです。


11月に入って水温低下のペースが落ちることは、数年に一回の頻度で、起こります。この原因は「11月なのに、小春日和の暖かな日が続く...」です。こうしたこと自体は、珍しくはないです。ただし、平年は、12℃前後まで低下したところで、水温低下のペースが落ちました。そして、ダラダラと12℃前後の水温が続きます。こうなったら、雪が唯一の、水温低下の原動力となります。寒波がやって来て、まとまった量の雪が降ると、一晩で、一気にΔ–2℃以上低下します。そこで、まとまった量の積雪の翌日に、水温が10℃を切って、本格的なシーズンが始まります。そんなわけで、昔は「初雪が降って、冬景色になると、ブラウントラウトの季節が始まる...」という表現を、よく使っていました。
ただし、14℃前後で水温低下のペースが落ちるのは、私の経験の中では、初めてです。こうなったら「まとまった量の雪の1回分じゃ足りないのでは...?」という不安を感じます。今年は、2回、欲しいです。
昨日に発表された1ヶ月予報(https://tenki.jp/forecaster/hmochida/2023/11/02/25939.html)によると、再来週、11月の2週目(11月11日〜17日)に寒気が来るそうです。ここで、1回目の、まとまった量の雪が、降って欲しいです。
今年は「のんびりと寒波と雪を待つ...」 と 「最悪、ブラウントラウトの本格的なシーズン突入が、12月にずれ込む可能性も覚悟する...」位の心持ちでいる必要がありそうです。
最後にヒグマ情報です。今日、ヒグマが吠えているのを聞きました。場所は、支寒内から100m〜150m程度、支笏湖トンネル方向に進んだ辺りです。国道453号の山側です(湖岸側ではないです)。水温を測り終えて、車に歩いて戻る時に、聞きました。この時期、エゾシカとヒグマが突然に遭遇すると、鋭い金切声でエゾシカが威嚇し、ヒグマがドスの効いた声で吠え返すことが、あります。美笛とニナルの間の林道では、この時期、エゾシカとヒグマが威嚇しあうのは、時々、聞きます。これは、美笛の、この時期の風物詩です。
しかし、それ以外の場所で聞いたのは初めてでした。聞こえた感じから、国道から100mも離れていないと思います。意外と近かったです。数十m程度じゃないか?と思います。その位、鮮明に聞こえました。南岸は、どこでも、国道453号のすぐ近くまで、ヒグマの行動範囲が広がっている...と思っていた方が良さそうです。
