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2017年04月22日

支笏湖2017年4月22日

方法:岸からの釣り
月齢:25
気温:日平均 ●℃ (●~●℃)
水温:3.5℃
時間:1時間半 (11時半〜午後1時)
反応:1回
釣果:1尾


3週間ぶりの支笏湖。腰の痛みが無くなったので「釣りをしても痛まないか?」を確認しに行ってきた。足腰に優しい旧有料道路に、お昼前に到着。天気図と天気予報から、支笏カルデラ全体が雲に覆われ、ほとんど波が出ないことが予想される条件だった。

午前11時半に到着した時はべた凪だった。しかし、タックルを準備している間に「これなら食わせられそう」と思える程度のさざ波が出た。
支笏湖2017年4月22日


今年に入って試している、7〜8cm程度の小さめの、細身のミノーの釣り。昨年に購入した、適合ウェイトの上限が3.5gの、ソリッドティップのバス用の最も柔らかいスピニングロッド(DAIWA 冴掛 Midge direction ST 701ULF/RS-ST16)を使って、繊細に、優しく軽く、トゥイッチする釣り。この釣りが、加える力加減や、ピッチやリズムなど、分からないことだらけで、楽しかった。とりわけ、バスの基本の2トゥイッチ&1ポーズが全く有効でないことを痛感し、楽しかった。「何が正解?」というワクワク感がある。

軽いミノーのため、飛距離が出ず、狙えるサイズに期待はできそうにない。しかし「『ミノーの繊細な操作が楽しい』が、やっぱり一番楽しい釣り」と思わせてくれるミノーだった。

強めのさざ波が入って来てから15分程度で開始。3投目、ミノーがブレイクの手前に入って来るのが見え、ピックアップしようとする瞬間、ブラウントラウトが背後に付いた。そのまま、反応を見ながらトゥイッチを続けると、いきなり丸呑みするのが見え、その1秒程度後にしっかり重みが乗った。56cmのブラウントラウト。ブレイクのショルダーが岸から7〜8mの場所で、ショルダーから3m程度岸側で乗った。
支笏湖2017年4月22日


この10分後、湖面がべた凪に戻ってしまった。1時間粘って淡々と等間隔に撃っていったが、何一つ反応しなかった。「ジグでディープを狙うか?」とも思ったが、新年度の疲れがあり、たった1時間半でギブアップ。午後1時、終了。
支笏湖2017年4月22日


気圧配置図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。 LA。




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この記事へのコメント
こんばんは
投稿が再開して何よりもはしゃいでいる者です。

お身体気をつけてください。
昨日行って来ました。
南側 美笛は人だらけでニナル方面に行こうと思いましたが双眼鏡で見るとべた凪でしたので南側で 『ド遠投』をテーマに頑張りました。
二回馬鹿でかい尾ビレの モワッとがありました。
波がほとんどなく80メートル以上90メートル以下を気力ゲージがカラになるまで投げ続けて終了しました。

メタルジグではなくミノーの釣りです。

上下左右に点在するブラウンを飛距離で探す釣り。
寅さんの一ミリの隙のない繊細な釣りとは対極的な雑なやり方ですけど
こう言う釣り方やっぱり好きです笑

タックル沢山お持ちなんですね。
改めて 釣りのレベルの差を痛感しました^ ^
Posted by 中村です at 2017年04月24日 18:02
中村さん

こんばんは。

昨日の湖面でモワッが2回は凄いですね。昨日の南岸、ほぼべた凪でしたよね。天気予報で、お昼から北風だったので、試したいミノーを持って、私も行っていました。期待はずれの湖面だったので、釣りはあきらめ、岩だらけの湖岸を散歩するだけにして、30分ほど歩いたら、やっぱり腰に痛みが出て、そのまま帰って来ました。

中村さんの目指す方向性、絶対に、正解に向かっていると思います。このブログを始めてから、いろいろと情報が入るようになりました。やっぱりモンスター狙いなら、中村さんが指向する「より遠く、より深く」が唯一の正解だと思います。

釣りのスタイルは、好みが最優先です。よく分かります。私も、良く言えば「繊細な釣り」、悪く言えば「セコい釣り」が好きだからやっています。と同時に、私の方向性は、今の支笏湖では間違っている事がよく分かりました。

私のミノーの釣りについて、ちょっと補足します。ミノーのトウイッチが得意になったのは、福岡でバス相手のルアーの釣りを覚えたての頃でした。20年程度前です。当時、大塚茂プロという方がミノーの第一人者でした。ラッキークラフトのフラッシュミノー80SPという5gのサスペンドミノーを武器にされてました。雑誌で特集されることが多かったですが、紙面だとよく分かりません。結局、この方のビデオを買って、毎週のように練習しました。フラッシュミノー80SPって、今から思えば、難易度の高いミノーでした。繊細な力加減が出来ないと扱えないミノーでした。このミノーを作ったのは、当時、ラッキークラフトにいた加藤誠司プロ(現ジャッカル)でした。でも、加藤プロですら、大塚プロのようには左右に首を振れなかった...という逸話が残っています。

私も最初は全くだめでした。ビデオの中に「ラグゼ444Sでないと、上手く操作できない」という台詞があり、買いました。このロッドで毎週末、何度も練習し、やっと、フラッシュミノー80SPを左右にダートさせることが出来ました。途端に釣果が上がりました。周囲が1尾獲るのに苦戦してる中、一人だけ10尾以上釣れたりしました。ミノーのトウイッチの威力を痛感した瞬間でした。

一方、支笏湖では、ただ巻きの強さを痛感することばかりでした。しかし私は、ただ巻き、嫌いなんですよ...(笑)。釣りしてて、楽しくないです。しかも、私が試した限りでは、デッドスローが効きました。これ、最悪に退屈な釣りでした...(笑)。この4〜5年位、ただ巻きはほとんどしていません。ロッドワークでミノーを扱うことばかり、試行錯誤していました。何とか最低限の釣果は維持しましたが、「不完全燃焼のまま」という気持ちも強いです。

試行錯誤の結果、分かったことがあります。トウイッチの場合、ミノーの潜在的な可能性を活かすのも、練習して培った技量を活かすのも、ロッドに尽きます。ミノーにロッドを合わせないと、支笏湖では駄目なんですよ。支笏湖の岸際のブラウントラウトは、馬鹿なバスやシーバスとは違います。

そんな訳で、ロッドは沢山持っています...(笑)。

ロッドの購入は、ヤフオクやタックルベリーで、状態の悪い中古品が中心です。でも、期待して買って、数投して幻滅して、そのままホコリをかぶってるロッドが何本もあります。「このミノーには、ちょっと長過ぎ」とか「ちょっと張りが強過ぎ」とか、そんな小さな理由でロッドを見切っていかないと、旧有料道路とニナルの奥では、安定した釣果が得られません。

私の釣果は、サイズはしょぼいですが、数なら、支笏湖で釣りする人の平均より、少しは上回っていると思います。その理由は簡単です。ミノーのトウイッチに、ここまでこだわる人は、私以外、多分誰もいません。散々やり込んでいるので、トウイッチでロッドを振ってラインが張る瞬間に「これじゃだめ!。このロッド最悪」みたいな事が分かります。それだけです。この釣りでしか釣れないブラウントラウトが、まだ少しは、岸際に残っています。私の釣果は、そういうブラウントラウトを拾っているだけのことです。

しかし、この5年で、数もサイズも、格段に落ちました。私自身、この方向性に将来を見出せません。この釣りは誰にもお薦めしませんし、今、かなりの行き詰まりを感じています...(笑)。

中村さんの試行錯誤を読んでいると、本当に、羨ましいと感じます。また、いろいろ、教えて下さい。
Posted by 寅 at 2017年04月24日 22:05
 
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支笏湖2017年4月22日
    コメント(2)