2015年11月22日
支笏湖2015年11月21日
方法:岸からの釣り
月齢:9
気温:日平均 3.0℃ (0.0~5.7℃)
水温:9.0℃ (8.2~9.5℃)
時間:7時間半 (午前7時半〜午後4時半)
反応:4回
釣果:2尾
この日は、天気予報では曇り時々雪。前夜から雪が降っている予報だった。友人からは83cm(♀)(11/16)と60cm(♀)(11/20)の釣果情報が届いていたが「総じて渋い」という印象とのこと。自分の釣りも芳しくない。そんな訳で、この日は「昨夜からの雪が状況を良い方向に変えてくれる」と期待していた。しかし到着してみると、晴れだった。どこを見渡しても、前夜に雪が降った痕跡はなく、降雨だったらしい。水温は平均で9.0℃(9.1, 9.5, 9.4, 8.6, 8.2)。前週から、というか約1ヶ月前から、ほとんど変わらず9〜10℃を維持している。しかし、午前中の波は良かった。一カ所目で開始した午前7時半の時点では、強めのさざ波だった。

その後、徐々に波が強くなり、1時間後には「最高!」と思えるほどになった。
開始1時間半後、ゆっくり軽い重みが乗った。岸から5m程度にあるブレイクのショルダーの真上。重みが乗った直後にジャンプされ、外れてしまった。40cm台半ば程度の魚で、ニジマスかブラウントラウトか?分からなかった。その約1時間後、やはりゆっくりと重みが乗り、その後、いきなり走ってジャンプを繰り返した。56cmのニジマス(9:49)。岸から5m程度のブレイクのショルダーの沖側数m程度。

その約1時間後、41cmのブラウントラウト(11:06)。岸から4m程度のブレイクのショルダーの真上。

このエリアで合計4時間費やし、午前11時間半に移動。
午後1時に2カ所目で再開。しかし、この頃には、波が穏やかになってしまった。水面がザワザワする程度のさざ波はあったが、反応がない。唯一の反応は、ルアーを口先でくわえてクイっと引っ張るような感触が1回だけあった。しかし、微かな引っぱり方で、多分30cmあるかないか程度。「今日は、波がなければこんなチビに見切られるのか!」と驚いた。このエリアで3時間半投げ続けたが、他には何もなく、午後4時半終了。
約1ヶ月前に水温が10℃に達し、その最初の2回の釣行では「デカい!」と思えるショートバイトやすっぽ抜けやラインブレイクがあった。しかし、それ以降、今日までの3回の釣行では、デカいのが触れてきた...と思える反応が1つもない。


気圧配置図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。FJS_30_GP_SH
月齢:9
気温:日平均 3.0℃ (0.0~5.7℃)
水温:9.0℃ (8.2~9.5℃)
時間:7時間半 (午前7時半〜午後4時半)
反応:4回
釣果:2尾
この日は、天気予報では曇り時々雪。前夜から雪が降っている予報だった。友人からは83cm(♀)(11/16)と60cm(♀)(11/20)の釣果情報が届いていたが「総じて渋い」という印象とのこと。自分の釣りも芳しくない。そんな訳で、この日は「昨夜からの雪が状況を良い方向に変えてくれる」と期待していた。しかし到着してみると、晴れだった。どこを見渡しても、前夜に雪が降った痕跡はなく、降雨だったらしい。水温は平均で9.0℃(9.1, 9.5, 9.4, 8.6, 8.2)。前週から、というか約1ヶ月前から、ほとんど変わらず9〜10℃を維持している。しかし、午前中の波は良かった。一カ所目で開始した午前7時半の時点では、強めのさざ波だった。

その後、徐々に波が強くなり、1時間後には「最高!」と思えるほどになった。
開始1時間半後、ゆっくり軽い重みが乗った。岸から5m程度にあるブレイクのショルダーの真上。重みが乗った直後にジャンプされ、外れてしまった。40cm台半ば程度の魚で、ニジマスかブラウントラウトか?分からなかった。その約1時間後、やはりゆっくりと重みが乗り、その後、いきなり走ってジャンプを繰り返した。56cmのニジマス(9:49)。岸から5m程度のブレイクのショルダーの沖側数m程度。

その約1時間後、41cmのブラウントラウト(11:06)。岸から4m程度のブレイクのショルダーの真上。

このエリアで合計4時間費やし、午前11時間半に移動。
午後1時に2カ所目で再開。しかし、この頃には、波が穏やかになってしまった。水面がザワザワする程度のさざ波はあったが、反応がない。唯一の反応は、ルアーを口先でくわえてクイっと引っ張るような感触が1回だけあった。しかし、微かな引っぱり方で、多分30cmあるかないか程度。「今日は、波がなければこんなチビに見切られるのか!」と驚いた。このエリアで3時間半投げ続けたが、他には何もなく、午後4時半終了。
約1ヶ月前に水温が10℃に達し、その最初の2回の釣行では「デカい!」と思えるショートバイトやすっぽ抜けやラインブレイクがあった。しかし、それ以降、今日までの3回の釣行では、デカいのが触れてきた...と思える反応が1つもない。


気圧配置図は日本気象協会(http://www.tenki.jp/guide/chart/)を引用。FJS_30_GP_SH
Posted by 寅 at 16:42│Comments(5)
│支笏湖の釣行記録
この記事へのコメント
寅さん、初めまして。支笏湖関連で検索していて辿りつきました。
私にとっては未だに釣れない湖ですが、コンスタントに釣果をあげられていて驚きです。釣りを調査と呼ぶほどの研究心と科学的な釣り…釣行する度に精度があがりそうですね。
私はフライですが、支笏湖で悩む度に寅さんの記事を参考にさせて頂きます。今後も更新楽しみにしております。
私にとっては未だに釣れない湖ですが、コンスタントに釣果をあげられていて驚きです。釣りを調査と呼ぶほどの研究心と科学的な釣り…釣行する度に精度があがりそうですね。
私はフライですが、支笏湖で悩む度に寅さんの記事を参考にさせて頂きます。今後も更新楽しみにしております。
Posted by かきさん at 2015年11月23日 23:53
こんにちは。初めまして。11月は、本当に「釣り」というより「観察」です...(笑)。水温が10℃に達してから、ターンオーバーが終了して4℃前後に落ち着くまでの間って、正直なところ、何が何だかさっぱり理解できていません。
支笏湖のミノーの釣りが一番楽なのは3〜4月です。以下の3つ
(1) 相性の悪い月齢を避ける
(2) 付着藻類が繁茂して水が淡く白濁したエリアを避ける
(3) 予想天気図を見て、土日のどっちが波が立ちそうな日か?を選ぶ
だけ気をつければ、あとはひたすら釣り歩くだけです。3~4時間やって反応がなければ、6~8時間やるだけです。この時期は、自分の中では、単純明快です。
しかし、11月は、全く様相が異なります。「どういうルールで、ルアーへの反応が、こうも山あり谷ありで変化するんだろうか?」と、未だに悩まされます。今年も、ただ単純に、じっと観察している感じです。
支笏湖のミノーの釣りが一番楽なのは3〜4月です。以下の3つ
(1) 相性の悪い月齢を避ける
(2) 付着藻類が繁茂して水が淡く白濁したエリアを避ける
(3) 予想天気図を見て、土日のどっちが波が立ちそうな日か?を選ぶ
だけ気をつければ、あとはひたすら釣り歩くだけです。3~4時間やって反応がなければ、6~8時間やるだけです。この時期は、自分の中では、単純明快です。
しかし、11月は、全く様相が異なります。「どういうルールで、ルアーへの反応が、こうも山あり谷ありで変化するんだろうか?」と、未だに悩まされます。今年も、ただ単純に、じっと観察している感じです。
Posted by 寅
at 2015年11月24日 08:32

ナイスなニジマスおめでとうございます。私も先週小ブラが釣れました。ミノー主体のスタイルなんですが、リップレスの方が有利な事が多いのですか?
Posted by はなはな at 2015年11月24日 18:50
こんにちは。「ミノー」という言葉、誤解を生むなぁ..と感じていて、申し訳なく思っています。このブログでは、小魚っぽい流線型の形状をしているルアーを「ミノー」と総称して呼んでいます。いろんなのを試していて、使ってるルアーは明かせないので、かなり薄ぼんやりした定義で「ミノー」という言葉を使っています。誤解されている方がいたとしたら「ごめんなさい」です。
リップは、一般的には、無い方が良いと思います。一番肝心なのは、バスの人達が「水押し」とか「波動」と言ってる現象です。これは、もっと素朴に言えば「引き抵抗」という表現が適切です。昔は、水押しの強いルアーでも問題なく釣れたのですが、年々、このタイプが釣れなくなっています。特に、波が弱い時に、致命的に感じます。支笏湖で安定した釣果を得るために、ルアーを選ぶコツは「リップがないけどブラウントラウトを誘う力がある奴を探す、もしくは市販品をチューニングして作る」だと考えています。
私が使っているミノーは、もともとリップが付いていないものと、リップを折ったものが中心です。シーバスでは「リップ折りチューン」は定番のテクニックで、私もこれを頻繁に行います。
この程度で良いですか?。ルアーに関しては、これ以上、話せないんですよ...(笑)。本当に、ごめんなさい。
ただし、いろいろ試される方には、先入観なしにいろいろ試されることをお薦めします。支笏湖では、いろんな流儀で頑張ってる方が沢山います。昨年、リップ付きのミノーでコンスタントに釣果を上げている方に会ったことがあります。「こんなルアーで?」と驚きましたが、彼なりの秘密の操作法があるようです。ですから、一般論は不可能に感じます。大切なのは、自分の直感を信じて、いろいろ試行錯誤することに尽きると思います。いろいろ試すと「マジかっ?」とビックリする瞬間が必ずありますから...。オリジナルなスタイルに辿り着けることを、祈っています。
リップは、一般的には、無い方が良いと思います。一番肝心なのは、バスの人達が「水押し」とか「波動」と言ってる現象です。これは、もっと素朴に言えば「引き抵抗」という表現が適切です。昔は、水押しの強いルアーでも問題なく釣れたのですが、年々、このタイプが釣れなくなっています。特に、波が弱い時に、致命的に感じます。支笏湖で安定した釣果を得るために、ルアーを選ぶコツは「リップがないけどブラウントラウトを誘う力がある奴を探す、もしくは市販品をチューニングして作る」だと考えています。
私が使っているミノーは、もともとリップが付いていないものと、リップを折ったものが中心です。シーバスでは「リップ折りチューン」は定番のテクニックで、私もこれを頻繁に行います。
この程度で良いですか?。ルアーに関しては、これ以上、話せないんですよ...(笑)。本当に、ごめんなさい。
ただし、いろいろ試される方には、先入観なしにいろいろ試されることをお薦めします。支笏湖では、いろんな流儀で頑張ってる方が沢山います。昨年、リップ付きのミノーでコンスタントに釣果を上げている方に会ったことがあります。「こんなルアーで?」と驚きましたが、彼なりの秘密の操作法があるようです。ですから、一般論は不可能に感じます。大切なのは、自分の直感を信じて、いろいろ試行錯誤することに尽きると思います。いろいろ試すと「マジかっ?」とビックリする瞬間が必ずありますから...。オリジナルなスタイルに辿り着けることを、祈っています。
Posted by 寅
at 2015年11月24日 19:43

大変勉強になりました。
今週から通いまくるので、色々テストしてみます。
今週から通いまくるので、色々テストしてみます。
Posted by はなはな at 2015年11月25日 02:14